泥棒なんかに負けない!|家づくり|家貴族
泥棒に負けない家づくり。
注文住宅だから出来る防犯対策
注文住宅の要望で意外と見落とされがちなのが、防犯面です。
窓やドア周辺を少しだけ気にかけることで、十分な防犯対策をすることが出来ます。
表からも防犯対策がしっかりしている家だとアピールすることが重要なんです。
◎注文住宅でできる防犯設備
◍防犯ガラス…ガラスとガラスの間に特殊なフィルムを挟んで防犯性を高めたガラス。
ガラスにヒビが入ることはあっても割れたり貫通させることは難しい。防犯性能が高い窓と認められている防犯ガラスにはCPマークのシールが張られています。
※防犯ガラスは費用もかさみますので、侵入できそうな箇所や外観的に面格子の取り付けをしたくない窓を厳選して採用しましょう。
◍面格子付き窓゙…サッシの外側に格子の付いた窓。
面格子がついていれば、窓が割られることがあっても家の中に侵入されることは難しいです。見た目が重たくなるので気になる場合は、家の裏面などの人目に付きにくい窓にGOOD!
洗面所やトイレなど頻繁に窓を開けて換気をする場所にもおすすめ!閉め忘れ、開けっ放しになりがちな所なので面格子がついていれば、侵入される可能性を軽減させることができます。
※防犯ガラスより費用がかからないため気軽に防犯対策ができます。
◍タイマー式ライト…自分が設定した時刻になると毎日自動で電気がつく照明のこと。
泥棒は留守を狙います。人がいる簡単な判断基準が、家の中の照明がついているかどうかなので、不在でも照明がついていれば防犯対策になります。
※照明器具の中には毎日の設定で、まるで人がいるかのように時間を毎日ランダムに点灯してくれるものもありますよ!
◍タイマー式電動シャッター…タイマー式ライトと同じ役割を果たす設備が、タイマー式の電動シャッター。
シャッターが閉まる時間をタイマーでセットしておけば、外出していても自動でシャッターが閉まります。閉まっていると中の様子が分かりませんので、侵入しにくくなります。
※ずっと閉まっていると、長期不在と思われて逆効果なのでご注意を。
◍防犯性能の高い玄関ドア…①②③の、この3つのポイントを満たしている玄関ドアのこと。
①2ロック以上かけられる鍵をかけられる箇所が2か所以上あるドア
- ②鍵と鍵穴の構造が複雑なディンプルキー
③取り外し可能なサムターン(玄関ドアを内側から施解錠するときに回すつまみのこと)
◍ホームセキュリティシステム…注文住宅を建てるときにホームセキュリティサービスに加入する(セコムやアルソックなどが業界大手の会社です。)
ホームセキュリティシステムに加入すると、窓ガラスセンサーや警報ブザーなどが家に取り付けられます。
※建物の外部に会社のステッカーが貼られるので、それだけでも防犯効果あり!
◎注文住宅でできる防犯土地選び
土地探しの段階から、狙われにくい家にするための対策を取りましょう。
◍見通しがいい土地
目撃されやすい場所でもありますので、ターゲットに選ばれる可能性は減ります。
※正面だけでなく、死角になるかもしれない両サイドや裏側の見通しもチェックしておきましょう。
◍夜でも多少人通りがある
犯罪は人通りの少なさや暗さで目撃されにくい夜間が多いです。夜間も多少人通りがある場所を選ぶことをおすすめします。
※土地探しの時点で「夜間の人通り」をチェックするもの重要。
◍目の前が公園
侵入者は事前に家の下見をするため、最適な侵入箇所や、住人の不在時間などをチェックしています。近くに公園があると長時間、頻繁にいても怪しまれません。
※公園じゃなくても、怪しまれずに潜むことの出来そうな場所がある土地は注意しましょう。
◎注文住宅でできる防犯外構
実は防犯対策には、外構がとても大切なポイント!!
気をつけていてもどうしても家には死角が出来てしまいます。そこで、外構で防犯対策をしていれば安心!狙われない家にするためにも対策をしましょう。
◍外構はオープンタイプにする
高い塀や木で囲われていると死角が多くできてしまい一度敷地内に入ってしまえば近隣の人から目撃されることなく、家の中へ侵入できてしまいます。
高い塀が隠れやすくしてしまうので、境界線には見通しのいいフェンスなどを設置することをおすすめします。
◍死角になる場所にはセンサーライトをつける
死角がどうしても出来てしまう箇所にはセンサーライトをつけましょう。光ることで侵入者に焦りや不安が生じ、侵入を防げる可能性があります。
2階の窓からの侵入も多いんです。なぜなら、2階の窓は安全だろうという防犯意識から、鍵をかけていない住人も多いからです。
◍背の高い木やカーポートは家から少し遠ざける
家の周りに木やカーポート、物置などを設置すると設置場所によっては、侵入するための便利な足場として使われしまう場合があります。
全ての窓を施錠する。バルコニーの近くにはカーポートや物置を設置しないように気をつけましょう。
◍死角になる場所は音が出る砂利を敷く
家周りはコンクリートにするのではなく、ジャリジャリと歩く音が出る砂利を敷くと防犯対策になります。音が鳴ると大きなストレスとなり侵入される可能性は低くなり、気づく可能性も高くなります。
その他、窓際にインテリアを置くことで、窓からの侵入の難易度を上げます。
玄関ドアからの侵入は鍵のピッキングと思いがちですが、実は玄関横の明かり取りの窓を割ってそこから手を入れて鍵を内側から開ける場合の方が多いんです。
玄関のすぐ隣には小窓を付けないようにしましょう。
建物が凸凹していると隠れやすくなります。正方形や長方形の方が防犯的にはおすすめです。建物にはなるべく凹みをつけないよう工夫しましょう。
★まとめ
重要なのは、防犯対策をしている家だと侵入者に気づかせることです。
侵入するターゲットにされる前に、侵入しずらい家だと感じさせれば十分な防犯対策ができていることになります。
そのためには、庭や建物の手入れをこまめにすることも大切。
そうすることで、細かなところまで手入れが行き届いていると、お金などの管理もしっかりしていそうという認識を泥棒に与えられるからです。
高い費用が掛かる物あれば、少しの工夫で対策できる物もありますので、費用や予算に合わせメリットが高そうなものを取り入れてみてください。
そんな、安心で安全な防犯性の高いマイホームを実現させましょう。
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