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窓の多い家ってどうなの?|家貴族

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窓の多い家ってどうなの?
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窓の多い家ってどうなの?

注文住宅の窓について考える

窓が多い家ってどうなの?

住んでみると意外と気になるのが、
「この窓いらなかったな。」
「ここに窓がほしかったな。」
「この窓使い勝手悪いな。」
「もう少し高い位置に欲しかったな。」
等、窓に関する後悔は思いのほか多いです。

窓の位置や種類に関しては設計士の言われるがままで気にしない方も多くいます。

そんな窓に関して、多ければ良いというわけでもありませんので「窓が多い家」と「窓が少ない家」について説明します。

 

家の窓の役割

窓の役割には大きく3つあります。「採光」「通風」「眺望」です。

「採光」
部屋を明るい雰囲気にするために必要なのが窓です。外から明かりを取ることで室内の印象が大きくかわります。

「通風」
室内の換気には必須です。

「眺望」
室内から外の景色を見る為に必要です。

 

建築基準法上部屋にはある程度の大きさの窓が必要です。

必要最低限の窓で良いのか、その他に窓が必要なのか。それは性質上必要なのか、意匠上必要なのか。見極める必要があります。

 

窓が多い家のメリット

窓が多い家のメリットは外からの明かりを室内にたくさん取り入れることができることです。

また風通しがよくなるので換気がしやすいです。

さらに配置良く考えることでデザインが優れ、「見せる家」にすることができます。

 

窓が多い家のデメリット

家の気密性、断熱性に大きく影響を与えるのが窓です。窓が多ければそれだけ熱効率が落ちます。
夏は窓から熱が入ってきます。
冬は窓から熱が逃げていきます。
どれだけ壁に断熱性能を持たせても、窓ガラスやサッシ事態に断熱・気密性能を持たせないと家全体の性能が落ちてしまいます。

予算が膨れる。

 

窓が少ない家のメリット

窓が少ないということは、それだけ気密性や断熱性にも有利なお家になります。

高気密・高断熱の家にしようとしたら必要最低限の窓数に抑えることも要検討です。

予算を抑えることができる。

 

窓が少ない家のデメリット

明かりがとれなかったり、外の景色を楽しみことができません。

 

注文住宅を建てるうえで大事なこと

建築基準法にのっとった必要最低限の窓は必要になりますが、注文住宅の場合は基本的に好きに窓の種類・大きさ・位置を決めることができます。設計士に任せっぱなしだとあとから不便い思うこともあるかもしれません。あまり現地を見ないで設計する方もいるので要注意です。

打合せの際には、「この窓は何のために必要な窓なのか」「なぜこの大きさなのか」「なぜこの位置なのか」はっきりと家のコンセプトと共に聞いてみるのが良いです。自分自身でも窓一つ一つに対して意見を言えるように、しっかりと家に住んだ後の生活をイメージしてください。

またお隣さんの窓と少しずらしておくように気を使って設計するのが普通ですが、そこまで気を使われていない場合もありますので、ご自身の目でもしっかりと確認しましょう。

 

部位別の窓について

【リビング】
庭に出る大きな掃き出し窓があるのが一般的です。南面に掃き出し窓がくる場合には、夏に熱くなりがちなので、庇を設けたり、ブラインドを設置するなど、インテリアも含めて検討が必要です。

【キッチン】
料理をしながら外や玄関などが見える位置であれば、目線の高さにだけ窓があっても良いかもしれません。ただ壁側には収納や冷蔵庫の配置もありますので、ない方が良い場合もあります。

【トイレ】
トイレは基本的に換気扇がついています。こういうところの窓を減らすことで予算を抑えることができます。

【お風呂】
昔はお風呂に窓があることが常識でしたが、今は24時間換気システムや暖房、送風機能が付いたものが多いので、窓自体が不要だという方がとても多いです。窓があると掃除が大変だという声も聞きますので、何も考えないでとりあえず「窓を付けておく」という選択をしないようにしてください。

【玄関】
玄関の窓は外からも見える窓になります。意匠的にこだわる場合はとことんこだわりましょう。

【廊下・階段】
基本的には通風目的の窓になる場合が多いと思いますが、常時照明をつけておく場所でもないので、自然光を取り入れられる仕組みにしておくのも良いです。

【寝室・洋室】
部屋には窓が必要なので必ず設けないといけないのですが、最低限お隣さんとの目線を気にして配置することが望ましいです。

 

「窓が多い家」「窓が少ない家」について

窓の数は個人の好みにもよりますし、設計士の意匠的な意図もあります。立地や家のコンセプトによっても違いますので、一概に窓が多いから良いとか悪いとか言えません。しかし、住んだ後に後悔しないように、しっかりと窓に関しても打合せをすることが大事だとお伝えしたかったです。

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