ウッドショックはいつまで続くの?|ハウスドゥ新大宮家貴族|奈良市木津川市

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ウッドショックはいつまで続くの?
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ウッドショックはいつまで続くの?|ハウスドゥ新大宮家貴族|奈良市木津川市

2021/05/12

ウッドショックはいつまで続くのか…

▸▸そもそもウッドショックとは?

「今年に入って、ウッドショックが起こっているいう話を聞きましたが、今家を建てるのはストップしておいた方がいいのでしょうか?」

この様なお声も聞くことが多くなってきました。

“ウッドショック”とは、住宅用の木材が品薄となり価格が高騰している状態のことで、今年に入ってから多く見られるようになりました。

住宅用の木材が高騰するということは、家の価格の上昇にも繋がってきますし、品薄になると家の工事にも影響が出てきてしまいます。

では、今のウッドショックの状態で家づくりは一度ストップした方がいいのでしょうか?このまま家づくりを続けても問題ないのでしょうか?

今回は“ウッドショック”について詳しくみていきましょう。

 

▸▸ウッドショックの現状

まず初めに、ウッドショックが起こった流れと住宅業界の現状を見ていきましょう。

ウッドショックの始まりは輸入用木材の不足が関係しています。

(日本の建築木材の半分ほどが輸入木材で占められているので、輸入木材が不足すると建築業界全体に影響が出てきてしまいます。)

 

そして、このような木材不足の背景としては新型コロナの影響によるアメリカや中国の木材需要の急増が大きく関係しています。

例えば、アメリカについてみてみると、新型コロナでリモートワークの普及や都市部に住む必要が無くなった人が郊外に住宅を求めるようになった事、

また経済政策による低金利も重なり新築の住宅需要が急激に増えるようになりました。(アメリカではここ最近で住宅価格が5~10%ほど上昇しています)

その結果、日本が買い付けをしていた輸入材がアメリカや中国の「買い負け」してしまう状態となり、輸入材の価格が高騰し、さらに木材不足の状況に陥ってしまいました。

そして、輸入材が不足してしまうと代わりに国産材の需要が高まってきます。

 

そうすると、国産材も不足する事態となり、輸入材、国産材とともに価格が高騰し、品薄状態になる。これが“ウッドショック”の現状です。(2021年5月現在)

ちなみに、家の価格の中で木材の締める割合というのはだいたい1割くらいで多くて2割くらいです。

(3000万円とすれば300万円ほど、例えば木材の価格が1.5倍に上がれば150万ほど家の価格が上がってしまうということです)

 

また、現状では大手の住宅会社の方がウッドショックの影響が少なく、またずっと地域材を使ってきて製材所と繋がりが強い工務店なども影響が軽微に留まっている傾向があります。

ただ、家は多くの部材が必要で色んな場所から材料を仕入れており、一部の部材が手に入りにくいというケースが多く見られ、住宅会社や工務店によって影響に違いがありますが

先月よりも影響が大きくなっているというのが現状です。

 

▸▸国内材は増やすことは出来ないのか?

日本の国土には多くの山があるので、輸入材が手に入らないのであれば国産材で代替出来ないのか?

こう疑問に思う方も多くいらっしゃると思います。

実際、木材の価格が高騰すれば日本の林業にとってはプラスになるように感じます。

ただ、現実には国産材は急に増やすのが難しいというのが現状です。

 

例えば、木は植えた後は放っておいて育つのを持つのではなく、建材として使えるように手間暇を掛けて育てる必要があります。

さらに、その補助金を利用しながら計画的に木材を掘り出して、需要が増えたからといって急に供給量を増やすというのは難しいという事情があるんですよね。

また、木は掘り出せばすぐ家の木材として使える訳ではなく木を乾燥させる必要があります。

なぜならば、木を乾燥させることで木が変形するのは防ぐことが出来ますし、建材としても強度も高くなるからなんですね。

そして、この乾燥というのも需要増に対応しにくい仕組みになっています。

 

木の乾燥の方法としては自然乾燥と人工乾燥があって、主流は早く乾燥できるので乾燥機を使って木を乾燥させる人工乾燥を使うケースが大半です。

(自然乾燥は乾燥させる場所が必要で1年以上は乾燥させる必要があるので価格も高くなります)

一方、人工乾燥の場合は乾燥機の中に入れて乾燥させることになるのですが、乾燥機で乾燥できる木の量も決まっています。

普通は供給する木の量に合わせて乾燥機があれば十分なので、余剰に乾燥できる量はあまりないのです。

 

このように、木の供給、乾燥という2点が国産材を急に増やすのは難しく、価格の高騰と品薄に繋がっています。

このようなウッドショックがずっと続くのであれば新たに投資して木材の量、乾燥機を増やす事も出来ますが、今回は新型コロナの影響による

木材の需要増なので、供給量を増やすというのは非常に難しいんですね。

 

▸▸ウッドショックの今後の見通し

では、ウッドショックは今後どうなるのでしょうか?

これはあくまでも予想にはなってしまいますが『ウッドショックはあと数ヶ月程続いて、その後は落ち着く』というのが私の予想です。

その理由としては、今回のウッドショックは新型コロナの影響で引き起こされていて、今は住宅需要が旺盛なアメリカですが新型コロナが落ち着いてくると、

住宅に使われていたお金や気力が住宅以外にも使われるようになることが予想されます。

その結果、輸入木材の価格も落ち着いてそれに合わせて国産材も落ち着きを取り戻すと考えています。

 

アメリカの場合は、ワクチン接種が進んで緩和処置が進んでおり、新型コロナの影響も夏頃には落ち着きそうなので、そのぐらいがウッドショックの1つの転換期となりそうです。

過去にも住宅業界では、大震災のよる工場の被災や昨年の新型コロナによる輸入品の遅れなどがありましたが、多くの関係者の色々な努力によって落ち着きが取り戻ってきました。

今回のウッドショックも原因が明確なので、同じように対策を考え沈静化していく事が予想されます。

 

▸▸“今”の家づくりはどうなる?

これからの家づくりはどうすればいいかを見ていきましょう。

まず結論としては、このようなウッドショックという言葉が世間一般に耳に入る間に家を建てるメリットはないので、これから家づくりを検討している方は

色んな住宅会社を見たり家づくりの勉強に力を注ぐなど、ウッドショックの時期に慌てて家を建てる必要はないかと考えます。

(材料不足で着工時期も確約するのは難しいことも踏まえると、ウッドショックが落ち着いてからでも遅くはありません。)

一方で、家の契約をするかどうかという段階の方であれば、いつまでに家を完成させたいかによって分かれます。

その理由としては、ウッドショックが落ち着くにはもう少し時間が掛かりそうというのが大きな理由になります。

いつまでに新居に引っ越したいというように時期が決まっているのであれば、早めに契約して材料を少しでも早く押さえる事が最善の策になりますし

家の完成時期にこだわりが無いなら少し様子を見てもいいかもしれません。

 

価格については、見積価格がウッドショックを含めた価格なのか、これからウッドショックの価格が転嫁されていくのか。。

この辺りの対応は住宅会社や工務店によって違うので、実際に聞いてみるのも良さそうです。

(この部分を本当のことを言ってくれるのか、曖昧にされるかで担当者が信用出来るかどうか確認する事も出来ます)

また、家の契約の際に今後原価が大きく変わったら、家の価格の変更も有りえるという合意書を交わすケースも増えてきています。

住宅会社や工務店にとって価格上昇した部分を全て会社が負担して、利益を圧迫して会社の存続に関わる部分となってしまうため

必要な対応となりますが、この点も含めてお互いに納得出来る形で契約をするようにしておきたいですよね。

 

家を契約済みの方については、念の為着工時期と構造材に契約した時と変更が無いかどうかの確認はしておきたいところです。

場合によっては手に入りにくい部材を変更すれば問題なく着工できるケースもあるので、構造材など強度に関する部分やこだわりの部分でなければ

柔軟に対応して工期を重視するというのも1つの方法とも言えます。

このように、家づくりの段階によってはウッドショックとどう付き合っていくかは変わってきます。

このことを踏まえて、もうしばらくウッドショックの様子もチェックしていきたいですね。

 

まとめ・・・

今回はウッドショックについて詳しくみてきました。

ウッドショックによって、住宅の価格や工期に少し影響が出てきていますが、今回は新型コロナの影響が大きいのでウッドショックの影響も

一時的な物だと考えられます。これから家づくりを始める方はウッドショックが落ち着くまで様子を見ながら、家づくり中の方はウッドショックの現状を見ながら

どれだけ影響を抑えられるか。この事を踏まえて、“ウッドショック”とうまく付き合っていきたいですね。

 

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