垢ぬけた玄関には吹抜けがオススメ!?|家貴族
2021/05/20
垢ぬけた玄関には吹抜けがオススメ!?
開放感があって憧れる玄関の吹抜け。家を建てるなら玄関に吹抜けを入れて個性を出したい!そんな方も多いのではないでしょうか。
玄関は家の顔となる重要な場所です。お洒落で垢ぬけた印象を持たせたい場所でもありますよね。
吹抜けはお洒落な印象をあたえ、明るく広々と開放的に見せることが出来とても人気がありますが注意ポイントもあります。
そこで今回は、垢ぬけた玄関づくりに人気な吹抜けを作る場合のメリットとデメリットをご紹介させて頂きます。
▸▸玄関に吹抜けをつくる特徴
吹抜けとは、1階の天井をつくらず2階とつなげた空間のことをいいます。
玄関に吹抜けをつくるケースとしてどんな理由があるのでしょうか。
①玄関を明るく開放的にしたい
②垢ぬけた、魅せる玄関にしたい
③家全体を広く大きくみせたい
以上の3点が玄関に吹抜けをつくる大きな理由になります。
では1つ1つ詳しくみていきましょう。
▷玄関を明るく、開放的にしたい
玄関に吹抜けをつくる理由で一番多いのが光の入る玄関にしたいというお声です。
吹抜けの2階部分の窓から太陽光が入ると、しっかり玄関まで照らしてくれます。
そのため玄関は明るい空間になって、開放感が生まれる理由の1つです。
また、1階部分に天井がなく2階部分まで視線が上に抜けるため、より開放的な空間づくりが出来ます。
家の入口である玄関ホールが狭くて暗い空間になってしますと家全体の印象も悪くなってしまうので
そこで玄関ホールを吹抜けにすると、一気に開放感が高まり、日の光がたっぷり入る玄関になるのです。
▷垢ぬけた、魅せる玄関にしたい
冒頭にもお伝えしましたが、玄関は家の“顔”です。開放的のある明るい吹抜けはお洒落で印象的な家になります。
玄関に吹抜けと相性がいいストリップ階段、らせん階段などお洒落な階段を作ると、他にはない印象的な玄関にすることができます。
また日当たりがいいので植物を育てるのにも向いています。大きな観葉植物を置くことでより垢ぬけた玄関を演出できます。
吹抜けほど面積が大きい部分なら、思い切って壁紙を大柄のプリントにしても映えるでしょう。
▷家全体を広く、大きくみせたい
敷地の大きさ次第で建てられる家の床面積は決まってきます。このことを容積率といいます。
そして、普通に家を建てたら容積率がオーバーしてしまう場合に吹抜けをつくり床面積を減らすという手段もあるのです。
また、1階から2階へと視線が抜けるので、特に縦の空間は広く感じることができます。
そのため玄関の横幅があまり広くなくてもゆったりとした印象が得られます。
玄関を吹抜けにすることは、限られたスペースで広々とした空間を演出するとても有効な方法なのです。
縦に広いスペースを活用して、背の高い玄関扉を選ぶのもいいですね。
玄関扉が大きいと存在感や重厚感が出て、大きな家という印象にも見えてきます。
▸▸玄関に吹抜けをつくるデメリットは?
ここまで吹抜けをつくることの良い部分をお伝えしてきました、もちろんデメリットもあります。
①冷暖房の効率が下がりやすい
②2階のスペースが狭くなる
③掃除や照明交換などのお手入れが不便
こちらも詳しくみていきますね。
▷冷暖房の効率が下がりやすい
玄関を吹抜けにする最大のデメリットは、温度管理が難しいことです。
開放感がある分エアコンでの温度調整した空気が逃げやすく、夏は暑くて、冬は寒いといったことに。
冬はエアコンやヒーターを使っているのに寒い。こういった現象もおこります。
これを“コールドドラフト”といって、温めた空気が窓ガラスで冷やされ、床面に冷たい空気が下りてくることで発生します。
コールドドラフトが起こると天井付近と玄関付近とでは5℃以上の温度差が生まれてくることも・・
その差を埋めようとしてエアコンの温度を上げると今度は光熱費が高くなってしまいます。
そうならないように、エアコンやヒーターと一緒にサーキュレーターを回すといった対策が必要です。
また全館空調システムを取り入れたり、断熱性の高い家にするというのも心地よく過ごすための手段になってきます。
▷掃除や照明交換などのお手入れが不便
吹抜けにすると2階部分の床が無くなるので、高い位置のメンテナンスが行いにくくなります。
自分たちで届かない場所の掃除や電球交換のたびに業者を呼ばなくてはいけません。
そうならないためには、自分たちで脚立などを使って届く範囲内に設置するといった対策が必要です。
▸▸まとめ・・・
今回は玄関の吹抜けについて見てきました。
垢ぬけた玄関にする、魅せる玄関つくりにはとても効果的だと私は思います。
玄関を色んな用途に使ったり、他の空間と繋げる場合は吹抜けは大きな効果を発揮してくれます。
そのため、玄関に吹抜けをつくる場合プラスαの効果をどれだけ作れるかというのが重要なポイントとなってきます。
吹抜けを設置すると、その分2階スペースが狭くなります。玄関を吹抜けにするときは
2階の移住スペースを十分に確保した上で検討することをオススメします。
それぞれメリット、デメリットを考えながら大切な家づくりを行いましょう。
魅せる家づくり、快適暮らせる家づくりのご提案は私どもにぜひお任せくださいね。