競売とは？競売の対象になる物件と競売の流れとともにわかりやすく解説！【奈良市版】

不動産売却には不動産仲介や不動産買取、リースバック、任意売却などさまざまな方法があります。
方法ごとに売却までの流れや期間、売却価格に違いがありますが、不動産を自分で売却するという点では同じです。
しかし、気をつけたいのが自分の意思で売却しない「競売」という売却方法です。
今回は、競売とは何かという疑問に対してわかりやすく解説します。

競売とは、債務者が住宅ローンを滞納した場合、担保となっている不動産を差し押さえて強制的に売却することです。
債権者は債務者に融資をする際に、債務者が返済できなくなった場合に備えて抵当権をはじめとした担保権を不動産に設定します。
そして、債務者が住宅ローンを滞納した場合、担保権を行使して裁判所に競売を申し立て、競売によって得た代金を債権の回収に充てるのです。

同じ住宅ローンの滞納が背景であっても、債権者の合意のもとに一般市場で売却する任意売却とは異なり、競売は債務者や所有者の意思に関係なく強制的に進行します。

一定期間滞納すると分割返済できる権利を失い、債権者から一括返済を請求されます。
一括返済がない場合、債権者は裁判所に競売を申し立て、許可が下りたら競売への手続きが進んでいきます。

裁判所で競売が決定されたら、担保不動産競売開始決定通知書が届きます。
通知がきたら競売への手続きはすぐに進んでいくということを覚悟しましょう。

執行官と評価人が家の現況調査をしに来ます。
住宅の広さや設備の確認だけでなく、住宅の中の写真も撮影されます。

現況調査の結果をもとに最低入札価格を決め、入札日と開札日も決定します。
インターネットや裁判所で物件の情報が開示されます。

最低入札価格以上の値段で入札されます。

入札書を開封する開札が行われ、1番高額で入札した人が落札者となります。

落札者が売却代金を納め、所有権の移転登記がされたら競売は完了です。

競売とは、住宅ローンを借りる際に設定した担保権をもとに強制的に不動産を売却する方法で、競売によって得た代金を住宅ローンの残債に充てて債権を回収する仕組みです。
所有者の意思関係なく競売は進むため、住宅ローンは計画的に返済し、難しければ早めに任意売却やリースバックなど他の方法を検討しましょう。

当社は仲介、買取、リースバック、任意売却、すべての方法で不動産売却に対応いたします。
不動産売却や住宅ローンにお悩みの方は、ぜひ一度当社にご相談ください。

我々は不動産の売却に特化した奈良市の会社です。奈良市以外の地域でも幅広く対応可能なので、家の悩みがあればお気軽にご相談ください。

競売は最終手段です。買いたたかれて強制的に裸一貫で退場させられます。競売になる前の任意売却というものであれば、市場に向けて売りに出すので、高くで売れるし、残ったローン残高を今後どうやって返していくかの相談も可能で、気持ち的にもよっぽど楽です。

ただ、任意売却が可能な期間というのは限られております。スピードとスムーズなやり取りが不可欠なのです。だから奈良市内でも実績のある我々のような会社に依頼されるのと、ローンの支払いが滞ったらすぐに相談することが重要です。

早い段階からのご相談であれば、他にも良い方法がご提案できる可能性もあります。ローンの支払いでお困りでしたら、早めにご相談ください。