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住宅ローンが病気で払えない場合はどうする?公的支援と代替策

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住宅ローンが病気で払えない場合はどうする?公的支援と代替策

住宅ローンが病気で払えない場合はどうする?公的支援と代替策

2025/12/252026/02/01

人生において、健康は何よりも大切な財産であると同時に、予期せぬ病気や怪我は、日々の生活設計に大きな影響を及ぼすことがあります。
特に、住宅ローンという長期にわたる大きな経済的負担を抱えている場合、病気による収入の減少や途絶は、一刻も早い対策を必要とする深刻な問題となり得ます。
しかし、こうした困難な状況でも、利用できる制度や、家族、そして自宅を守るための様々な選択肢が存在します。
ここでは、病気によって住宅ローンの返済が難しくなった際に、まず検討すべき公的な支援策から、それでも不足する場合の具体的な代替策までを、順を追って解説していきます。

目次

    病気で住宅ローンが払えない時の公的支援

    団体信用生命保険でローン残高の支払いは可能か

    住宅ローン契約者は、一般的に団体信用生命保険(団信)に加入しており、これは契約者が死亡または高度障害状態になった際に、保険金が金融機関に支払われ、ローン残高が弁済される仕組みです。
    病気による住宅ローンの支払困難という状況においては、加入している団信に「がん保障特約」「三大疾病保障特約」「就業不能保障特約」といった、病気に関する保障が付加されているかどうかが重要なポイントとなります。
    例えば、就業不能保障特約が付帯されていれば、病気や怪我によって所定の期間、就業が困難になった際に、保険金が支払われ、その保険金で住宅ローンの返済に充てることが可能になる場合があります。
    ただし、保障内容や適用条件は保険商品によって大きく異なるため、まずはご自身の団信の契約内容を詳細に確認し、保険会社や取扱金融機関に具体的な適用条件や手続きについて問い合わせることが不可欠です。
    診断書など、病状を証明する書類の提出が求められることが一般的です。

    就業不能保険や傷病手当金の受給資格と金額目安

    病気によって長期にわたり就業が困難になった場合、公的な支援制度である傷病手当金が利用できる可能性があります。
    これは、健康保険の被保険者が、病気や怪我の療養のために会社を休み、給与が支払われない、あるいは減額された場合に、生活費の保障として支給されるものです。
    受給するには、原則として連続して3日以上休業し、医師の証明が必要となります。
    支給額は、標準報酬月額の3分の2が基本となり、支給期間は最長1年6ヶ月です。
    一方、就業不能保険は、民間の保険商品であり、病気や怪我で就業が困難になった場合に、あらかじめ定められた保険金が一定期間、または所定の回数支払われます。
    この保険金は、傷病手当金ではカバーしきれない収入減を補填するために、住宅ローンの返済に充てることができます。
    各保険商品によって、保障される期間、給付金額、就業不能と判断される条件などが異なるため、ご自身の収入状況やローンの返済額に合わせて、最適な保険を選定することが肝要です。

    公的支援で住宅ローンが払えない場合の代替策は?

    金融機関への返済リスケジュール相談

    公的支援や保険の適用だけでは住宅ローンの返済が困難な場合、最も現実的かつ重要な次のステップは、住宅ローンを利用している金融機関に直接相談することです。
    多くの金融機関では、返済に困窮している顧客に対して、返済計画の見直しに応じる制度を用意しています。
    具体的には、返済期間の延長、一時的な返済額の減額、金利タイプの変更、あるいは一定期間の返済猶予(リスケジュール)といった選択肢が考えられます。
    相談にあたっては、病状の詳細、現在の収入・支出状況、今後の見通しなどを具体的に説明できるように準備し、誠意をもって対応することが求められます。
    早期に相談することで、より柔軟な対応を得られる可能性が高まりますが、あくまで金融機関の審査に基づいた判断となるため、希望通りの条件になるとは限らない点も理解しておく必要があります。

    リースバックで自宅に住み続ける方法

    自宅を手放さずに、住宅ローンの返済負担を軽減する手段として、リースバックという選択肢があります。
    リースバックとは、自宅を不動産会社などの第三者に売却し、その売却代金を住宅ローンの返済に充てる一方で、売却後も賃借人として自宅に住み続けることができる仕組みです。
    これにより、一時的にまとまった資金を確保できるため、ローンの滞納を防ぎ、生活再建の時間を稼ぐことが可能となります。
    また、自宅という資産を維持しながら、経済的な問題を解決できる点が大きなメリットです。
    ただし、売却価格は市場価格よりも低くなる傾向があり、毎月家賃の支払いが発生するため、長期的な視点での収支計画が重要となります。
    将来的に自宅を買い戻すことも可能ですが、その際の条件なども事前に確認しておく必要があります。

    親族間売買のメリットデメリット

    自宅を売却する選択肢として、第三者ではなく親族間で売買を行う「親族間売買」も考えられます。
    この方法のメリットは、売却価格や条件について、親族間で柔軟に交渉しやすい点にあります。
    例えば、自宅に住み続けたい親族がいる場合に、その親族へ比較的有利な条件で自宅を譲渡することが可能になるかもしれません。
    また、第三者への売却よりも手続きがスムーズに進む可能性もあります。
    しかし、親族間売買には注意すべきデメリットも存在します。
    特に、売買価格が不動産の適正な評価額から大きく乖離している場合、税務上の問題が生じる可能性があります。
    例えば、安値で売却すると、売却した側は譲渡損失、購入した側は買主への贈与とみなされ、贈与税や不動産取得税、登録免許税といった税金が発生するリスクがあります。
    また、親族間の金銭的なやり取りは、関係性の悪化を招く可能性も否定できません。

    まとめ

    病気という予期せぬ事態により住宅ローンの支払いが困難になった場合、まずは団体信用生命保険の適用有無や、傷病手当金、就業不能保険といった公的なセーフティネットの利用可能性を確認することが重要です。
    これらの支援だけでは返済の目処が立たない場合は、金融機関に返済計画の見直しを相談する、あるいは自宅を売却して賃貸として住み続けるリースバック、親族間での売買といった代替策を検討する必要があります。
    いずれの選択肢も、それぞれにメリット・デメリットが存在するため、ご自身の状況を正確に把握し、必要であれば専門家のアドバイスを受けながら、最適な解決策を見つけていくことが大切です。
    一人で抱え込まず、利用できる制度や相談窓口を積極的に活用し、冷静に対処していくことが、この困難な状況を乗り越える鍵となります。

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    私が記事の監修を行いました

    家貴族 代表 岡本博貴
    宅地建物取引士、1級建築施工管理技士
    不動産会社経営7年
    年間売却相談件数100件以上
    グーグルクチコミ多数評価あり

    家貴族は奈良市をメインに奈良の地域に密着した不動産売却に特化した会社です。

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