担保なし住宅ローンを借りるメリットとデメリットをご紹介!
2024/07/31
目次
住宅ローンを組みたいけど、担保がない。
そんな悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
「担保なしで住宅ローンって組めるの。」「どんなメリットやデメリットがあるの。」
この記事では、このような疑問を解決するため、担保なし住宅ローンについてご紹介します。
担保なし住宅ローンとは?
担保なし住宅ローンとは、土地や建物を担保にせずに借りられる住宅ローンのことです。
担保なし住宅ローンは、金融機関にとってリスクが高いローンです。
そのため、金利が高めだったり、借入可能額が低かったりする傾向があります。
しかし、担保がないことで審査が早く、融資実行までの期間が短くなるというメリットもあります。
担保なし住宅ローンは、以下の様な人におすすめです。
・ すぐに住宅ローンを借りたい人
・ 担保となる不動産を持っていない人
・ 担保設定にかかる費用を抑えたい人
担保なし住宅ローンを借りるメリット・デメリット
担保なし住宅ローンには、いくつかメリットがあります。
1: 審査が早く、融資実行までの期間が短い
担保なし住宅ローンは、担保となる不動産の審査が不要なため、審査時間が短縮されます。
そのため、申し込みから融資実行までの期間が短く、すぐに資金が必要な場合に有利です。
2: 借り入れにかかる諸費用を抑えられる
担保なし住宅ローンは、担保設定にかかる費用が不要です。
担保設定にかかる費用は、登録免許税、司法書士報酬、収入印紙代など、数万円から数十万円かかる場合もあります。
3: 万が一返済できなくなっても自宅が差し押さえられない
担保なし住宅ローンは、自宅を担保にしていないため、返済できなくなっても自宅が差し押さえられることはありません。
そのため、住宅を手放すリスクを回避できます。
一方で、担保なし住宅ローンにはデメリットもあります。
1:審査が厳しい可能性がある
住宅ローンの申込み時には担保の有無にかかわらず審査が必要です。
しかし、無担保の住宅ローンでは審査が厳しくなる傾向があります。
その理由は、万が一返済不能時なっても金融機関側で抵当権を実行できないからです。
2:返済負担が大きくなる可能性がある
担保なし住宅ローンでは金融機関が抱えるリスクが大きいことから比較的金利が高く設定されます。
そのため、担保ありの住宅ローンと比べて返済額が多くなる可能性があります。
まとめ
今回は、担保なし住宅ローンについてご紹介しました。
担保なし住宅ローンは、金利が高めだったり、借入可能額が低かったりするデメリットがある一方で、審査が早く、融資実行までの期間が短く、借り入れにかかる諸費用を抑えられ、自宅が差し押さえられないなどのメリットもあります。
担保なし住宅ローンを検討する際は、メリットとデメリットを比較検討し、自分の状況に合ったローンを選びましょう。