リースバックは損する?注意点とリスクを解説!失敗しないための選び方
2024/10/012024/10/03
目次
住宅ローンの返済に困っている、またはまとまったお金が必要で、現在の住居を手放したくないと考えているみなさん。
リースバックという選択肢は魅力的ですが、リスクや注意点、適切な選び方が分からず不安を感じているかもしれません。
この記事では、リースバックのリスクや注意点、失敗しないための適切な選び方について紹介します。
リースバックのメリットとデメリット
リースバックとは、住居を売却して、その後賃貸として住み続けることができるサービスです。
まとまったお金を受け取れるメリットがある一方、契約内容によっては思わぬ損失を被る可能性もあります。
リースバックのメリットは、大きく分けて2つあります。
1: まとまったお金を受け取ることができる
リースバックは、不動産を売却することでまとまったお金を受け取ることができます。
住宅ローンの返済資金、生活費、老後の資金などに充てることができます。
2: 住み慣れた家に住み続けられる
リースバックを利用すれば、住み慣れた家に住み続けることができます。
引っ越しによるストレスや手間を省くことができます。
一方、リースバックには、いくつかのデメリットも存在します。
1: 家賃を支払い続ける必要がある
リースバックは、住居を売却した後も、賃貸として住み続けるために家賃を支払い続ける必要があります。
2: 買い戻しできない可能性がある
リースバックの契約内容によっては、買い戻しできない場合があります。
買い戻しを検討している場合は、契約時にしっかりと条件を確認しましょう。
3: 家賃が割高になる可能性がある
リースバックの家賃は、通常の賃貸物件よりも高くなる可能性があります。
これは、売却した不動産を買い戻す権利を保持しているためです。
リースバックで損しないために
リースバックは、契約内容次第で大きな損失につながる可能性があります。
そのため、契約内容をしっかりと確認し、リスクを理解することが重要です。
リースバックの契約書には、以下のような項目が記載されているかを確認しましょう。
1: 買い戻し条件
買い戻しを検討している場合は、買い戻しの価格や期間、条件などをしっかりと確認しましょう。
2: 家賃の支払い
家賃の金額や支払い方法、滞納した場合のペナルティなどを確認しましょう。
3: 再契約の可否
契約期間終了後に再契約できるのか、再契約する場合の条件などを確認しましょう。
また、家賃は、確実に支払える金額に設定しましょう。
家賃の滞納は、強制退去やブラックリスト入りなど、深刻な事態に発展する可能性があります。
まとめ
リースバックは、住宅ローンの返済に困っている、またはまとまったお金が必要な方にとって有効な選択肢となる可能性があります。
しかし、契約内容次第では大きな損失につながるリスクも存在します。
リースバックを利用する際は、メリットとデメリット、リスクと注意点を理解した上で、慎重に検討することが大切です。
複数の業者から見積もりを取り、契約内容をしっかりと確認し、安心して利用できるよう心がけましょう。
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