不動産売却のよくある悩みと不安を売却経験者200組に調査した結果！

◆査定に関する悩み

・適正な売値を決められるか心配

・査定額に満足できない

・売出価格と成約価格の違いがわからない

・査定額に大きな差がある

・査定に費用がかかるのではないかと心配

◆税金その他諸費用に関する悩み

・最終的な手残りがいくらになるかが知りたい

・売却にかかる手数料が高い

・売却時の税金のことがわからない

・譲渡所得税の計算がよくわからない

・諸費用で何が必要なのかわからない

・諸費用や税金を払っていると手物と何も残ろないのではないか

・売却後に残る手続きがわからない

◆クリーニングやリフォーム費用に関する悩み

・補修やリフォームの必要があるが、予算的に負担が大きい

・古い家だからリフォームしないと売れないのではないか

◆その他

・売りたいけれど、どうせ価格が下がってしまうと思って弱気になっている

・売り出しの宣伝や広告をどうするか悩む

・資産価値が莫大で、巨額な税金がかかる可能性に恐怖を抱く

やっぱりお金に関する悩みが多かった！そりゃ少しでも高く売りたいよね！

不動産売買の諸費用はわかりやすいように箇条書きしとく！

【不動産売却時の諸費用】
・仲介手数料（成約価格の３％＋6万円＋消費税）
・司法書士へ依頼費用（数万円）※住所変更や抵当権抹消の有無などによっても変わる
・印紙代（1～3万円）※契約書に貼り付ける印紙のこと

↑ここまでが基本的にかかる諸費用
↓ここからは場合によってかかる諸費用

・解体費用
・残置物処分費用
・境界確定、測量費用（境界があいまいだったり、測量図がない場合）
・リフォーム、クリーニング、剪定費用
 

等が主な諸費用。売り出すときには、全ての諸費用を計算して、手残り金額を見ながら売り出し価格を決めることができるから、不動産屋さんに一括でまとめて依頼しても良いと思う！ただ、業者からキックバックもらってる会社もあるからその辺りは自分でも相見積もりする等の対策が必要！！

あと良く聞かれるのが、売った後の税金に関して。譲渡所得税っていうのがかかるんやけど、この計算はめちゃくちゃ難しいから、基本的には「買ったときよりも高く売った場合、その利益に対して20％の税金がかかる」と思っといてもらったらOK！実際はこんな簡単じゃないから詳しく調べたい人は【譲渡所得税】で調べてみてね！

リフォームしたほうが良いかってのも良く聞かれるんやけど、次の購入者が好き勝ってにリフォームしたいから、基本的には売却目的でのリフォームはオススメしてない！リフォームしたからと言ってその金額を丸々物件代金に上乗せできるわけじゃないから。

わからんこともいっぱいあるやろうから、気軽にお問合せください！

◆購入希望者との交渉に関する悩み

・最初に提示された査定額と買い手からのオファー額が大きく異なり不安になる

・買い手からの要望や交渉に対処する自信がない

・購入希望者からの交渉や買いつけを断ることに不安を抱く

◆プライバシーに関する悩み

・家に張り出される「売却物件」の看板が恥ずかしい

・チラシやネット掲載により不特定多数の方に知られるのが恥ずかしい

・見学者が多く、家の情報が外部に漏れないか心配

・知らない人が家を見て回るのが嫌

◆その他

・内覧希望者からの連絡や訪問の対応に時間や精神的なストレスを感じている

・近所とのトラブルが起きるのではないかと心配

・空き家の電気・水道・ガスは止めてしまって良いのか

意外とこんなことで悩んでいるんだなと思ったのがこの項目！買い手との交渉に関しては基本的に不動産仲介会社が全て行うから、お任せしておけば大丈夫！ただ、決断するのは自分たちだから判断軸は必ず持っておくように！

あと、看板やチラシ、ネットに掲載しないで販売活動する方法もあるから、近隣や他の人にばれたくないていう場合も安心して大丈夫。だけど、売却で重要な幅広いアプローチってのいうは難しくなるからデメリットもあることを理解しておこう！

その他にもプライバシーの問題や内覧調整の件でストレスを感じる可能性があれば、その旨も事前に不動産会社に伝えれば、その辺りも慎重に進めてくれます。

◆必要書類の収集に関する悩み

・売却にかかる手続きや書類の処理に不安がある

・必要な情報を収集するのが大変

◆片付けや清掃などの物理的な準備

・日常の掃除や整理整頓に追われて、売却のための準備ができないでいる

・家具や家電製品がどう処分すれば良いのかわからず、売却までたどり着かない

・どこまできれいにすればよいかわからない

◆知識的な準備

・査定や取引についての知識が不足している

・どこの不動産会社に依頼すれば良いかわからない

・ある程度自分でも不動産のことを勉強してから動きたいが時間がとれない

準備に関してはあまりアドバイスすることないかもしれへん。

住所さえわかれば不動産会社は謄本を取得したり、役所で調査したり、売買に必要な書類を集めることができるから。でも購入時の資料があると、その調査もスムーズにできるからとっても助かる。

準備して置いてほしいものとしては

・権利証の有無
・固定資産税の通知書
・購入当時の資料（間取り等含む）
・改築、増築に関する資料

があると助かるけど、なくても不動産屋がなんとかしてくれる。

みなさん心配されていた、片付けや整理に関しては、なるだけきれいな状態にしてほしい！！じゃないと高く売れるものも売れなくなっちゃう。どうしても物が多かったり、汚れがひどいと、内覧時の印象が悪く、購入意欲が上がりにくい傾向にある。多少の物が残るのは良いけど、こぎれいにしてもらうだけでも販売活動はとって捗る。その結果、自分に返ってくるというわけ！！

・室内のクリーニングや修繕が面倒

・家の見た目や状態が気になって売れる気がしない

・家の魅力が伝わりにくく、いつまでたっても売れないのではないかと心配

・物件の調査などで隠れた問題が発覚して、買い手が見つからないのではないかと心配

・築年数が古いため、売却が難しいかもしれない

・売却中に住宅の故障が発生した場合、修理費用が負担になる

・売却前にリフォームや簡易クリーニングが必要かもしれない

・田舎の物件で売却後に購入者が上手くやっていけるか心配

・物件が犯罪被害に遭ってしまい、そのことで心配や解決の道が見つからいため、どうするか悩む

・市街化調整区域の為、需要がないのではないかと諦めていた

・前面道路が私道の為、良い金額では売れないかもしれない

これに関しては、素人が一人で悩んでてもなんも解決せえへんから、不動産会社に相談してみて！査定はどこも無料やから気負わずに依頼しよう！

・住宅ローンが残っているので売却に不安がある

・住み替え先のローンが組めるのか不安

・ローン残債が査定額をうわまっている

・ローンを滞納してしまっているが売却できるのだろうか

・差し押さえられている物件でも売却できるのだろうか

ローンの支払いが滞っているなら、すぐに不動産屋と金融機関に相談しよう！放置しておくと競売で強制退去させられちゃうから！！

売りたいけどローンが多すぎて、売れないというパターンもあるあるやけど、滞納した時も同様やねんけど「任意売却」という手段がある。ただこのカードを切ってしまうと、個人信用情報に傷がつくから、タイミングについては不動産屋とよーく吟味しないとダメ！

・次の住居をどう探すべきか悩む

・成約が遅れそうで、次の住まいが決まらないと不安になっている

・家がすぐには売れない場合、二重住居になる

・売却後、どこに住むか分からない

・引越し先がまだ決まっていない

・次の家を買うタイミングがわからない

・売りと買いどちらを先にすればよいのかわからない

正直、不動産屋からしても住み替えのタイミングが一番難しいと思う！

次に住むところが賃貸とか、実家とか、キャッシュで買います！とかなら全然問題ないんやけど、「売る家のローン残ってます。次に買う家もローン組みます。」このパターンが一番難しい！！

住み替えローンっていうのがあるんやけど、基本的には売却と購入のタイミングを合わせないといけないから、そんなんほぼ無理ゲー。焦って売買することになるとろくな結果にならんから、そういう場合は、引越し代が一回分余計にかかってしまうけど、一回賃貸を挟むことを前提に、売りを先行して進めることをオススメしてる。そうすると結果的に満足いく住み替えができると思ってる。これは経験談やから間違いない！！

契約と引渡し・決済の期間を長くとっておくと色々と融通が利くから、その辺りも不動産屋に相談してみてね！

・物件が遠方にあるため売却に不便

・個人情報を提供しなければならないのが嫌

・地方移住や海外に行くため、遠方に家を売りに行きたいときにどこに相談すれば良いか分からない

・持ち家が複数ある場合、どの物件を先に売れば良いか迷う

・売りに出したいが、テナントがいる物件の場合、契約内容や通知期間などについて不安

・売りに出す物件に関する知り合いへの配慮が必要で、親しい人への話がしにくい

・仕事や家庭の事情で、売却に割く時間がない

・近隣と揉めているので早く退去したいが、マイナスになりそうで説明したくない

遠方の物件を売る時にどこに相談すれば良いのかわからなかったというのは、確かにそうだよな！基本的には、対象物件のある地域の不動産屋に依頼するのが良いと思う。だけど、不動産屋（宅建業者）はレインズといって全国約12万社の流通ネットワークがあるから、全国どこにいても販売活動自体はできるので、気に入った不動産会社があれば、そこに依頼しても良いと思う。ただあまり遠方で物件もしょぼかったら断られてしまう可能性もあるけど、、、うちはどんなにしょぼくても断らないけどねｗｗ

・複数の人間が名義人になっている共有物件だが、どうすれば良いか分からない

・相続の関係で全員の承認を取る必要があり面倒

・抵当権が付いていて、どうすれば良いのかわからない

・名義人が複数いるが、連絡先がわからない／意見があわない

・相続トラブルなど事情があるため取引が複雑になる

・土地の権利に問題があるかもしれない

共有名義だったり、相続人が複数人要る場合の売却は、すべての権利人の意向があわないと上手く行かないから、やっかい。この辺りの整理は販売開始までには絶対にクリアにしておきたい内容！！権利人が誰かわからない場合は、司法書士に相談してみるもの良いかも。

・一括査定で家の査定を依頼したところ営業電話が鳴りやまなくて怖くなった

・複数社に査定依頼をしたところ、査定額が各社違うかった

・不動産会社によって言っている内容が違う

・色んな会社の話を聞きすぎて、わけがわからなくなった

・地元不動産会社でなければ買い手はつかないのか心配

・インターネット上の情報や口コミが多すぎて、正しい情報を選ぶのが大変

・不動産会社の信頼性に不安がある

・営業マンとの折り合いがつかない

・不動産会社が利益優先で誠実ではないと思っている

・不動産会社に家を売るのが適切か分からない

・自分で買い手を探すのは不可能に近いと思っていて、不動産業者に任せなければならないと感じているが、業者の選び方に迷う

・不動産業者から売却時の提案が多数出てきて、どれが妥当なのか判断できない

はい、きました。来ると思ってた。どんなけ不動産会社信用されてへんねんと。これは皆さんが察する通り、今でも自社の利益を一番に考えている不動産会社がほとんどだと思う。みんなすごい！見抜く力があるね！要は売主さんは不動産会社の食い物にされていると言っても過言ではない。実際に我々が「売却に特化」した経緯もこの業界の実情を知ったから。

これは大手だから安心とかではいし、営業マンが良さそうとかで決めてもダメ。うちがいつもいうのは、仲介の仕組を知って、不動産屋に任せっぱなしにするのではなく、不動産屋を動かすくらいの意識を持ってねと。

ただ、どこに依頼するかっていうのは本当に難しいと思う。最近は我々のような「不動産売却」に特化した会社も増えてきているから、そういうところに依頼すると少なくとも、「囲い込み」という利益至上主義のワナには引っかからずフェアな販売活動をしてもらえると思うよ！

あと、一括査定でたくさんの会社に査定依頼するのは本当にやめた方が良い。疑うなら一度やってみてほしい。色々な面で後悔するから。一括査定サイト自体を批判するわけじゃないけど、査定依頼する会社を3社に絞るとかしないと、ほんとに大変だよ、、、

・賃貸物件にするか、売却するか選べないで悩んでいる

・自分自身が家に執着していて、売りたいとはいえないでいる

・家が自分のものであるという感情的なつながりがあり、手放すのが難しい

・時間や手間がかかりそうで、売りたい場合でも踏み切れない

愛着があるなら、ずっと持っててあげてください。ただ、自分が死んだあと、子供たちが困らないかを考えてあげてね。

賃貸に出すか、売却するかの判断は中々難しい問題ではある。築浅でリフォームやメンテナンスがあまり必要なければ、賃貸は賛成だけど、築古で賃貸するのにリフォームして、家賃貰ってメンテナンス・修理して、、、最終的な儲けはいくらになるのだろうか、、、と考えると売却して、その資金で若いうちに何か違うものに投資できないのだろうか。と思ってしまう。これは性格や考え方の問題だから、正解はないし、ポジショントークだと思われても仕方ないとは思う。

残りの人生の中で一番若いのは今日なんだよ！？

◆売出時期に関する悩み

・売りに出すタイミングが分からない

・今後価値が上がるのか下がるのか予想ができない

・市場の動向に疎く、売却のタイミングを見計らっている

・高く売れる時期があるのか知りたい

◆販売期間に関する悩み

・売り出し期間が長引くと買い手の印象が悪くなるのではないかと心配

・売りに出してからどれくらいの期間で売れるか分からない

・売却中のスケジュールと、今後の予定が不確かである

・いつお金が手元に入るのかが知りたい

・なかなか買い手が現れず、家を放置したくなくて家にいる時間が増える

仲介で売る場合、販売してから、決済・引渡ししてお金が入るのは、早くて1～3ヶ月後。通常3～6カ月程。相場よりも高めで売り出すなら、1年近くかかることもあるし、需要の少ないエリアだと、数年にわたって販売している物件もある。不動産売買は本当にご縁の問題だから、こんな物件がすぐに決まった！？みたいなこともあるし、こんなに良い物件なのになんで中々売れないんだ！？ということもある。

販売時期も1月～4月は購入希望者が増えて、売り手市場になりやすいと言われているが、市場の動向（政策、金利、物価、株価、感染症）など様々な要因でぶれるから、あまりあてにはならない。

ただ何もなければ10月～12月上旬。1月～4月は良く動く時期。夏の暑い時期は動きにくい傾向にはあるのは確か。それは日常的に不動産取引をしている不動産屋の肌感でもあるから、相談してみると良いと思う。