売ってもそのまま住み続けられる?奈良市で「リースバック」を選択する際の注意点と賢い住み替え術
2026/05/05
目次
はじめに:今の家に住みながら、老後資金や住み替え資金を確保する
「今の家に住み続けたいけれど、老後の蓄えに不安がある」「新居が決まるまで、一度も引越しをせずにスムーズに住み替えたい」
そんなニーズに応える手法として、近年奈良市でも注目されているのが「リースバック」です。家を売却して現金を受け取り、その後は賃貸としてそのまま住み続けるという仕組みですが、実はメリットだけでなく、慎重に検討すべきデメリットも存在します。
建築のプロ、そして売主様の専任エージェントの視点から、リースバックの真実と、失敗しない住み替えの形を紐解いていきます。
リースバックの「甘い言葉」に潜む3つのハードル
テレビCM等で「すぐに現金化」「ずっと住める」と強調されるリースバックですが、安易に契約すると後悔するケースがあります。
① 売却価格が市場相場よりも安くなる
リースバックの買主は主に投資家や専門会社です。将来の再販リスクを見込むため、通常の売却相場の7割程度の価格になることが一般的です。
② 毎月の「賃料」が負担になる可能性がある
売却価格が安く抑えられる一方で、毎月の家賃は相場より高めに設定されるケースがあります。長く住み続けるほど、総支払額が売却代金を上回ってしまうリスクに注意が必要です。
③ 「一生住める」とは限らない
契約内容が「定期借家契約」の場合、期間満了時に更新ができず、立ち退きを迫られるトラブルも全国で報告されています。
後悔しない「住み替え・資金活用」のための家貴族流アプローチ
私たちは、リースバックを「ただの売却」とは捉えません。お客様の人生設計に合わせた、以下の3つの解決策を提案します。
① メリット・デメリットの徹底的な「見える化」
目先の現金だけでなく、5年後、10年後の収支シミュレーションを作成します。リースバックが最適なのか、それとも「通常の売却」で高値成約を目指すべきなのか、客観的なデータで判断材料を提供します。
② 建築プロによる「建物の寿命」診断
元現場監督の視点で、今の家が「あと何年大きな修繕なしで住めるか」を診断します。家賃を払って住み続ける価値がある建物なのかをプロの目で判定します。
③ 契約内容のリーガルチェック
更新の可否や将来の買い戻し条件など、売主様に不利な条項がないか、宅建士として厳しくチェックします。「家貴族」が間に入ることで、投資会社との対等な交渉を可能にします。
家貴族に依頼するメリット:単なる「仲介」で終わらない寄り添い
家貴族が奈良市の皆様に選ばれる理由は、徹底した「売主様第一主義」にあります。
① 囲い込みなしの透明性
リースバック業者一社だけの言い値ではなく、複数の提携先を競わせることで、売主様にとって最も有利な条件を引き出します。当社はリースバック事業者の斡旋も可能です。もちろん紹介料等はいただいておりませんのでお客様の条件にあわせて公平にご提案させて頂きます。
② 建築知見による付加価値
建物のコンディションが良いことを証明し、買主(投資家)側のリスクを減らすことで、売却価格の底上げや家賃の減額交渉を行います。
③ 住み替え先までトータルサポート
「売って終わり」ではなく、その後の高齢者向け施設探しや、住み替え先のマンション選定まで、ご家族の一員になったつもりで伴走します。
【参考事例】
跡継ぎは誰もいず、長年住み続けたこの家で終わりを迎えたい
エリア:奈良市登美ヶ丘周辺
相談内容:跡継ぎや相続させる方は誰もいらっしゃらず、売却価格が低くてもある程度まとまった金額を手にして旅行などしたい。
家貴族の対応:趣味の旅行や自由に使えるお金を優先するのであれば、通常通りに売却して、安い賃料で借りられる賃貸に暮らすという選択もご提案をしました。リースバックはどうしても資金面だけでみると不利なことをご説明。
結果:長年住み続けたこの家で最期を迎えたいというご希望が第一優先にありましたので、リースバックでご契約されました。それでもある程度まとまった資金が手に入り、住み続ける為の賃料にもご納得いただき、喜んでくださりました。資金面だけで考える合理性だけを追求することだけがお客様にとって最善ではないということを実感させられた記憶に強く残るお取り引きでした。
事業用資金の調達の為にリースバックを利用し、再建後に買い戻す計画
エリア:奈良市大和西大寺駅周辺
相談内容:コロナ渦中の関係もあり事業の資金がうまくまわらないので、一時的にまとまった資金がほしいというご相談。
家貴族の対応:我々も創業時に融資を使っていたことから、金融機関や公庫などの選択もご提案しましたが、中々ハードルが高い状況。不動段担保ローンという選択肢も視野に入れながらリースバックと比較検討。
結果:リースバックと不動産担保ローンを比較した時に、一時的に手に入る金額がリースバックの方が大きかったという理由でリースバックで契約されました。その後建て直して買い戻すという計画を立てられました。資金繰りが悪くなると焦ってしまい目先の資金に目がくらみ正常な判断ができなくなることが多いので、しっかりと色々なパターンと数年後までのシミュレーションを一緒に見比べることで最終決断をされました。ただ、事業は良い時と悪い時の波がどうしてもあるので、なにが正解かというのは第三者である我々からするとわからなくなる時があります。あくまでどんな選択肢があり、そのメリット・デメリットをわかりやすくして、少しでも冷静な判断ができるようなサポートをさせていただくことしかできないのかなと日々模索しております。
まとめ:あなたの未来に、本当に必要な選択を
リースバックは魔法の杖ではありませんが、正しく使えば人生の選択肢を広げる強力な武器になります。大切なのは、業者の「売りたい」都合ではなく、あなたの「どう生きたいか」を最優先することです。
奈良市芝辻町の「家貴族」では、不動産の売却に特化し更に元ゼネコン現場監督の我々が、建築と不動産の両面からあなたの資産を守るための最善案を練り上げます。「今の家に住み続けたい、でも将来が不安」というその想い、まずは私たちにお聞かせください。
