不動産売却前に準備すること|家貴族
2021/03/162022/04/05
不動産売却前に準備すること
事前の段取りが不動産売却を成功させるコツ
不動産売却の準備
不動産の売却は不動産会社任せにしておくと、長期間売れなかったり、希望金額で売れなかったりします。そうならない為にも、事前にできることはしておくべき。そしてそれは早ければ早い程良いです。なぜなら不動産を売却する時は何か理由があって売却を検討します。売却理由は色々ですが、相続・資産処分・離婚・ローン支払いがきつい・住み替え等、落ち着いて考える暇がない状態がほとんどです。だから、今すぐに売却をするわけではなくても、不動産売却時にバタバタしないように、準備をしておくことが必要です。
①不動産の相場を知る
個人で相場を把握するのは難しいように感じると思いますが、今はネットで地域の坪単価や相場などが出ています。スーモやホームズなどで似たような物件を探し、その価格からある程度不動産の相場がわかります。自分の中でだいたいの相場感を持っておくことをオススメします。不動産会社は査定の際に根拠資料を用意します。相場感が少しでもあれば、その根拠資料がすっと入ってくるでしょう。
②不動産売却にかかる諸費用を知る
まず、不動産会社に仲介手数料を払う必要があります。その仲介手数料は「物件価格の3%+6万円+消費税」です。また、所有権を移転してもらうのに、司法書士さんに支払う金額が5~7万円。残置物がたくさんある場合はその撤去費用。家が古い場合は解体費用。それらを把握しておかないと、販売金額を決めても、手残りがいくらになるのかがわかりません。
③物件名義人が誰なのか把握する
不動産の所有者(名義人)は誰になっているのかを確認しておきましょう。複数人いる場合もあります。
④権利書か登記識別情報を探す
不動産を売却する場合には権利書か登記識別情報というものが必要です。それらがない場合は不動産会社に相談してみましょう。
⑤売却の意思を確認する
所有者全員の売却意思がないことには不動産を売却することはできません。不動産の名義人が複数の場合はあらかじめ、全員の意思を確認し、代表になる窓口を決めておくとスムーズに話が進みます。
⑥売却時期をあらかじめ決めておく
早く売りたいのか、じっくり時間をかけて売りたいのか。いまはバタバタしているから少し落ち着くまで待つのか。
不動産が良く売れる時期は1~3月、10~12月です。その辺りに販売開始できるように少し余裕をもって売却時期を検討するのもコツの一つです。
⑦見た目をきれいにしておく
いざ、実際に売却を検討しようとなったら、お客様が内覧しやすいように、片付けをする必要があります。販売広告を打つのに、写真を撮らせて頂く場合もございます。その際、よりお客様に興味をもって頂けるかが重要になります。
⑧複数の不動産会社に査定を依頼する
査定をお願いする不動産会社は複数社にお願いしてください。不動産会社によって査定金額はバラバラです。お客様の興味を惹くために相場よりも高い金額を提示してくる会社もあるでしょう。その高い金額に騙されると後々苦労します。しっかり調査して根拠ある査定をしてくれて信頼できる営業マンにお願いしましょう。フットワークや連絡がマメにつくというところも重要です。
査定→相談→売却価格決定→販売開始
不動産会社から査定書をもらい、その根拠に納得したら、その査定金額を元に販売価格を決めます。あくまで販売価格を決めるのは売主様です。不動産会社のアドバイスを聞きながら売り出し価格を決定してください。そしたら販売が開始されます。
売却するか悩んでいる方は
まずはお気軽にご相談ください。