古民家,長屋,築古不動産の売却・再生なら|家貴族
2021/05/142022/04/05
古民家,長屋,築古不動産の売却・再生なら
扱いづらい物件を適正な価格で売却
古民家・長屋・築古不動産の売却と再生
奈良市は昔、平城京があったところで、昔からの雰囲気が残っているところがたくさんあります。古民家・長屋・築古の不動産物件を上手く利用するには中々手が掛かりますし、上手く再生できないと、リフォームやリノベーションしても無駄になってしまう可能性があります。そんな扱いづらい古民家・長屋・築古物件を適切に売却・再生できるようにご提案させて頂きます。
一般的には売りにくい不動産
奈良市には古民家・長屋・築古物件が多く建て並びます。そして昔の建築基準で作られています。今の建築基準法上、「認められた道」に2m以上接している土地でないと建築ができない。とか、連棟を切り離さないと再建築できないなど、こまごまとした法律の足かせがあります。そのために、古民家や長屋・築古物件というのは、一般のお客様向けには価値がないように思われ、中々売りにくい物件であります。しかし、逆にそういう物件が好きな方も少なからずはいます。そういうお客様に物件の魅力を伝えるのが我々のお仕事です。買主さんはデメリットばかりのイメージが先行してしまいがちですが、実はこんなにも良い所があるということを伝えることで印象がガラッと変わります。普通に営業しているだけでは売れない物件も、しっかりとメリットデメリットを理解して頂けるようにご説明すれば、喜んで購入して頂けます。
それぞれに特徴がある
奈良市の古民家・長屋・築古物件の特徴や、メリットとデメリットをご説明してきます。
古民家のメリット・デメリット
古民家のメリット
・昔ながらの趣のある雰囲気
・広い間取り
・風通しがよく夏場は涼しい
・自然素材がたくさん取り入れられていて身体に良い
・自然素材は調湿作用があり、快適
・木の香りが落ち着く
・昔ながらの工法で構造体がしっかりとしている
古民家のデメリット
・改修に結構な費用がかかる
・古民家に慣れた大工でないと対応が難しい
・シロアリに食われている可能性がある
・広い間取りは冬場に不利
・一般的には気密性が低い
・虫がはいってくるリスク
・セキュリティが甘い
古民家とは、昔ながらの伝統的な工法で作られたお家で築100年以上の物もあります。構造体自体はとても立派ですが、この後に長く住もうとしたらリノベーションにかなりの費用が掛かってしまいます。しかもそのリノベーションの難易度は高く、古民家改修に慣れた大工さんにお願いしないと後々後悔することになる可能性があります。
しかし、古民家を上手く改修することができれば昔ながらの良い雰囲気の中、落ち着いた暮らしができるのは何にも替え難いです。私自身古民家の雰囲気が好きで、古民家風の新築住宅を建ててもらうつもりをしています。
長屋の特徴
長屋は連棟とも呼び、一般的には再建築が出来ない物件です。30年から40年前には連棟で建てられたお家がたくさんあります。そして今の建築基準法上は単独での再建築は不可です。もし、長屋を切り離せたとしても、前の道が「認められた道」でない限り、再建築はできません。一般的に奈良市の再建築不可物件は土地の評価が出にくいです。更に上屋の建物も35年以上たってしまうと評価しにくくなります。結果として、資産価値のない”負動産”になりがちです。私自身そんな物件を誰が購入するのかと疑問に思っていました。再建築不可物件はローンが組めませんので現金一括払いです。長屋を購入される方がそんな現金をお持ちになれれているとは考えにくいと思っていました。
しかし、意外に購入されるのは若いサラリーマンの方などが多いという事実が判明。
その仕組みは、不動産投資です。再建築不可物件は比較的安価に購入することができる高利回り物件になります。最低限のリフォームをして賃貸にだします。そこで家賃収入を得るというスキームがかなり流行ってきております。若いサラリーマンの方でも、多く再建築不可の長屋を購入されて行ってます。
再建築不可の長屋を高値で売ることは基本的には難しいですが、そういう投資家さんがたくさんいらっしゃいますのでお声がけして少しでも高く買ってくれるお客様を見つけます。
築古物件のメリット・デメリット
築古物件は一般的には上物である建物に評価が付きません。そうすると土地の値段だけでの販売になってしまいます。下手すると、解体費用分、値下を要求されることもあります。
しかし築古物件であっても慣れた職人の手によれば、潰して建て直すよりも、はるかに安価で立派なものに生まれ変わります。築古物件は「古家付の土地」として売却するのであれば、購入する人は更地にするのにいくらかという計算をします。築古物件は中古戸建として売却することもできます。そうすると土地の相場価格に少し建物費用を上乗せして売りに出すことが可能です。
築古物件だからと言って古家付土地で売るのではなく、中古物件として売却すると、高く売れる可能性が出てきます。
そして当社にはリノベーション目的でお家を探されているお客様が数多くいらっしゃいます。築古物件を売却検討されているなら、ご相談ください。
奈良市の古民家・長屋・築古物件の再生
古民家や築古物件の再生
大工さんにもいろんな腕の大工さんがいます。建売のような新築を建てるのであれば、未熟な大工さんでも立派に建てることが可能です。なぜなら、工場で加工されてきた木材を現場で組み立てていくだけですから。
しかし、古民家・築古物件の再生は難易度が大幅に上がります。中途半端な大工さんにお願いすると余計な工事費がかかったり、近い将来不具合が起きるリスクが高いです。どこまで解体して、どこまで修繕するのかは現場を見ながら知識と経験、それから予想を建てて施工していく必要があります。また今風の使い勝手良い間取りの提案も得意です。当社のお付き合いある工務店さんの中には古民家や築古物件を専門的に施工してきているプロ集団がおります。そういう大工さんと共に再生させることで、魅力的かつ永続的に使える古民家へと再生されるのです。
長屋の再生
長屋一帯を再生する場合と、長屋のうち一部の部屋だけを賃貸用に再生するのでは大きな違いがあります。
長屋一帯を再生させる場合は、古民家や築古物件の再生と同じです。しかし、一部を賃貸に貸せるように必要最低限のリフォームで住ませるのであれば、高い大工さんを使う必要はありません。地元に密着して安価で施工してもらえ、なおかつ腕の良い大工さんにお願いする必要があります。そういう工務店さんをいくつも知っているのが我々の強みです。
奈良市の古民家・長屋・築古不動産の売却
奈良市には数多くの古民家・長屋・築古物件があります。一般的には敬遠される物件でも、魅力的に思うお客様が意外と多くいらっしゃるものです。そしてそういうお客様が多いのが当社の強みです。大手不動産会社に行くような高級志向のお客様は少ないですが、そういうニッチなところを好きなお客様が数多くいらっしゃいます。さらにその分野に強い工務店さんとお付き合いがあるので、一緒になって提案することができます。こういう物件は提案力があるとしっかりと適切な金額で売却することができます。
特に奈良市は大阪のベットタウンとして、落ち着いた雰囲気のある人気の町です。老後に奈良に住みたいから物件を探しているというお客さまも多いです。
当社だったら再建築不可物件でも付加価値を付けて売却することが可能です。
是非とも、奈良市の古民家・長屋・築古・再建築不可物件を売却される際には、お声がけ頂けると幸いです。精一杯売却のサポートをさせて頂きます。また今お持ちの物件を再生したいというお客様にも、ご満足いただけるようご提案致しますので何なりとお気軽にお声がけください。