家貴族

【損する売主の特徴】大手の査定を信用しすぎる人【最強の不動産売却術】

友だち追加 お問い合わせはこちら

【損する売主の特徴】
大手の査定を信用しすぎる人
【最強の不動産売却術】

【損する売主の特徴】大手の査定を信用しすぎる人【最強の不動産売却術】

2022/12/102022/12/10

不動産売却で損する売主さんの特徴シリーズ。

今回は「大手不動産会社が出してきた査定だから間違いない」と思っている人です。

これ結構、売主さんに良く言われるんです。

「大手さんだからしっかりと調査して、査定してくれているはずでしょ?」って。

確かに調査はしているはずですが、そんなものはどこの会社でもしてるんです。

謄本を取得して、公図や地積測量図から敷地や道路との関係を見たり、前面道路の種類は何で、誰が所有しているのか、用途地域はなにで、建築概要書の内容から当時どういった申請内容で建てられたのか等。これらの調査は訪問査定前に済ませておく不動産会社がほとんどです。

じゃあ、なんで査定金額にそんなに大きな差がでるの?と思いますよね。

不動産会社はわざと、相場よりも高い金額を提示して、お客様の興味を惹こうとしているのです。

自分の家を他よりも高く査定してくれたら嬉しいですよね?

高く査定してくれたから、ここにお願いしてみようかしらと思いませんか?

それが不動産会社の狙いです。

高い査定金額で売主さんを釣って、専任媒介契約が欲しいのです。

その結果売主さんは、囲い込みされて、販売が長期化し、市場からは売れ残り物件と思われ、繰り返しの値下げに売主様は疲弊するのです。

余計な時間と精神的な苦労を味わうだけの結果になってしまうのがオチです。

しかもこれは大手がよくやる手口です。

大手が出した金額だから信頼できると思っている方は、よくよく注意してください。

そして、この相場からかけ離れた高額査定の提示は大手だけではありません。

サービスで他社と差別化できない会社ほど、高額査定を提示してくる傾向にあると感じています。そこでしか戦えない、残念な会社が多いのですが、そこについつい引っかかってしまうのもわからなくはないです。

だから、高額査定に踊らされて、結局苦労することにならない為には、あらかじめ、戸建でも、マンションでも、自分が売ろうとしているエリアの売り物件を見て相場感を掴むことです。

その地域の土地の相場はネットで調べれば出てきます。

ご自身である程度、目安となる金額を予想しておくことをオススメします。

その後に、不動産会社に査定してもらって、答え合わせをする。というスタンスでいたほうが、不動産会社の説明もスッと入ってくると思います。

仲介で一般市場向けに不動産を売る場合、売出価格というのは、売主様がご自身で決めることができるんです。

ここでいつも売主様にお伝えしているのが、

★高値で売れると信じて、高値でうりだすのと、

 相場を知った上で高値で売るのとでは

 全く違う!

ということです。

最終的に確実に売れる金額をある程度把握したうえで、販売期間に余裕があるなら、相場よりも高値で売り出すのは、大賛成ですし、むしろそうするべきです。

ですが、相場よりも高い査定金額を信じて売ろだした結果 、売れない場合、いつまで販売を続けるのか、どこまで金額を下げれば売れるのか。と精神的にかなりきついですし、次の計画が台無しになってしまう可能性もあります。

だから、高額査定に流されずに、しっかりと現実を把握した上で、目標の金額を設定し、戦略的に売り出すことが必要なのです。

そして売主様にとって最大の悪害は、囲い込みです。

買いたい人が安心感を求めて大手にいくのは、非常に気持ちわかります。

だけど売りたい人も同じように大手にお願いしていては、ダメなのです。

仲介会社は誰の味方なのか、しっかりと見極めて、売却依頼するようにしてください。

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。