戸建てが売れない!考えられる原因と売却するためのポイントを解説【奈良市版】
2023/09/062023/10/01
目次
転勤やライフスタイルの変化など理由は人それぞれですが、マイホームを手放して新しい家での生活をスタートさせる方も多いです。
中には、マイホームを売却して得たお金を新しい家での生活資金にしようとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、実は中古の戸建て住宅は売れにくいという傾向があります。
今回は、戸建て住宅が売れないときに考えられる原因と売却するためのポイントを解説します。
戸建て住宅が売れないときに考えられる原因
戸建て住宅が売れないとき、住宅の状態に問題があるとは限りません。
事実、日本では新築住宅と比べて中古住宅の取引件数はとても少ないのです。
単身世帯が増えている
少子高齢化に伴って単身世帯が年々増加しています。
戸建て住宅を購入する多くは子どもがいる世帯であるため、未婚率の増加や核家族化などの社会の動向は戸建て住宅の需要に大きく影響しています。
中古住宅では住宅ローンが組みにくい
新築住宅と比較すると中古住宅の担保価値は低いため、住宅ローンが組みにくい傾向にあります。
購入金額まで借り入れることが難しく、住宅ローンを利用して購入しようとしている方にとって戸建て住宅購入のハードルは中古でも高いままなのです。
木造の戸建て住宅が多い
木造建築の戸建て住宅は劣化が速く、築20年ほどで資産価値は0になるとされています。
日本の戸建て住宅のほとんどが木造であり、中古となると築年数も経過しているため、売れにくい傾向にあるのです。
売れない戸建て住宅を売却するためのポイント
1.売却するタイミングを見極める
家が1番売れる時期は、進学や就職、転勤などが決まる1~4月です。
需要が高いこの時期に売却することで、売れ残る可能性は低くなる上に、他の時期よりも高い価格で売却できる可能性も十分に考えられます。
また、築20年ほどで資産価値が0になることを踏まえて、築年数を考慮して売却する年を決めるのもポイントです。
2.不動産買取も検討する
売り出しても長い間買主が見つからない場合は、不動産買取も検討しましょう。
不動産買取は不動産会社が戸建て住宅を直接買い取ってくれる方法で、買主を探す手間や時間がかかりません。
売却価格は不動産仲介よりも低くなる傾向にありますが、売却が難しい戸建て住宅では早い段階で検討してみても良いでしょう。
3.売却価格を見直す
家の購入を考えている方の多くはネットやSNSで色々と知識をつけております。また内覧を重ねると相場感がわかってくるため、相場の金額以上では中々売りずらくなってきます。
しっかり正確な査定を受けて、相場の金額を把握した上で戦略をねって売り出すことが大事です。
まとめ
戸建て住宅が売れない理由として、単身世帯が増加している、住宅ローンが組みにくい、資産価値の減少スピードが速い木造の戸建て住宅が多いことが挙げられます。
住宅の状態に関係なく、戸建て住宅は売れにくい傾向にあるので、時期や築年数を踏まえて売却するタイミングを見極めたり、必要に応じて不動産買取を検討したりしましょう。
当社は売主特化型で不動産売却をサポートいたします。
戸建て住宅の売却をお考えの方は、ぜひ当社にご相談ください。
奈良市の戸建について
我々は不動産の売却に特化した奈良市の会社です。奈良市以外の地域でも幅広く対応可能なので、家の悩みがあればお気軽にご相談ください。
奈良市内は数年前までは、中古マンションが中々売れにくいといった傾向にありました。ただ2020年以降、東京都や大阪市内の不動産バブルの影響で少し遅れて奈良市内のマンション価格もかなり高騰しました。
そして築浅の中古戸建の価格も高騰しております。その背景には物価の上昇や品不足で新築戸建ての価格が吊り上がってしまい、中古戸建への需要が高まったからだと思われます。ただ、奈良市内の高く売れる中古戸建の傾向としては、築浅で駐車場が2台停められるスペースがあるものが人気のようです。
だからといって築年数が古くて駐車場がなかったり1台しか停められなかった希望はないのかと言われるとそんなこともありません。家の売却をご検討であれば、すぐに査定しますのでお気軽にお声がけください。