机上査定とは?訪問査定の違いは?解説します!
2024/03/092024/03/15
不動産を売却しようと考えたとき、何から手をつければ良いのか、どのように進めれば効率的かという疑問を持つこともありますよね。
特に、自宅や投資物件の価値をどのように判断すれば良いのか、迅速かつ正確に知りたいと思うのは自然なことです。
この記事では、不動産売却の第一歩として重要な「机上査定」のプロセスとその価値について解説します。
目次
机上査定とは?
机上査定は、物件を直接見ることなく行う簡易査定の一種です。
この方法では、登記簿謄本や図面、過去の成約価格などの情報を基に、査定価格を算出します。
その速さと手軽さから、多くの売却希望者にとって魅力的な選択肢となっています。
では、具体的に何を基に査定が行われるのでしょうか。
1:過去の成約価格
成約価格は、実際に売買契約が成立した価格を指します。
物件の条件が近い過去の成約事例を参考にすることで、より正確な査定価格を導き出せます。
2:現在販売中の物件
現在市場に出ている同様の物件の価格も参考にされます。
これらの情報から、物件の上限価格を推測できます。
3:公的な価格
路線価や固定資産税評価額などの公的な価格も、査定において重要な指標となります。
これらは地価の変動や物件の位置づけを把握するのに役立ちます。
4:景気の動向
不動産価格は景気に左右されるため、現在の経済状況も査定額を決定する際の要素となります。
これらの情報を総合して、机上査定ではおおよその価格が算出されます。
机上査定と訪問査定の違い
机上査定と訪問査定は、不動産の査定方法として基本的な違いがあります。
机上査定はその迅速性から、売却の検討初期段階で利用されることが多いです。
一方、訪問査定では物件の細部まで確認するため、より精度の高い査定価格を提供できますが、その分時間がかかります。
机上査定の特徴は、最短で当日、遅くとも3日以内に査定結果が得られる点にあります。
これは、売却を急いでいる人や大まかな価値を知りたい人にとっては大きな利点です。
しかし、精度は訪問査定に劣る可能性があり、これは机上査定の大きなデメリットとなり得ます。
一方で、訪問査定は物件の現状を直接確認し、周辺環境も含めて詳細な査定を行うため、1週間程度の時間を要することがありますが、査定結果の信頼性は高まります。
まとめ
不動産売却を考える際、机上査定はその手軽さと速さから、初心者にとって非常に役立つツールです。
しかし、その価値を最大限に活かすためには、その特性と限界を理解し、場合によっては訪問査定と併用することが重要です。
本記事では、机上査定の基本的なプロセスとメリット、デメリットを明らかにし、訪問査定との違いを解説しました。
これらの情報が、不動産売却における効果的な意思決定を支援することを願います。
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