家を売る際にはどんな費用がかかる?節税のコツと併せてご紹介!
2023/12/31
家を売却する際、多くの人が頭を悩ませているのが諸費用と税金です。
売却による利益を最大限にするためには、これらの知識が必要です。
この記事では、家を売る際にかかる諸費用と税金について、そして節税のコツまでを解説します。
家の売却を考えている方は、この情報を参考に計画を立ててみてください。
家を売る際にかかる主な費用とは?
家を売る際は諸費用と税金がかかります。
家を売る際にかかる諸費用
1.仲介手数料
家の売却を不動産会社に依頼する場合は、仲介手数料を支払う必要があります。
不動産会社への仲介手数料は、売却額に応じて変動します。
この料金は法定上限が設けられているため、不動産会社が提示する金額を事前に確かめましょう。
2.登記費用
不動産の所有権移転や抵当権抹消に登記費用は必要です。
この手続きは通常、司法書士に依頼することが多いですが、依頼しなくても自分で登記手続きはできます。
司法書士の報酬は事務所によって異なるので、あらかじめ費用を確かめましょう。
3.その他の費用
引っ越し代や、住宅ローンの残債清算に関する費用も考慮する必要があります。
特に住宅ローンの一括返済には繰り上げ返済手数料が発生することもあるため、事前に金融機関に確かめることをおすすめします。
家を売却する発生する税金
1.印紙税
売買契約書の課税文書に対して発生する税金で、契約書に記載された金額によって税額が異なります。
2.譲渡所得税
家を売ることで得た譲渡所得に対して所得税、住民税、復興特別所得税が課税されます。
譲渡所得税の額は、譲渡所得に一定の税率をかけて算出され、所有期間によって税率が異なります。
家を売る際にできる節税のコツ
家を売る際に税金を安くしたい方は、3つの特例を使いましょう。
1.3,000万円特別控除
家を売却して得た利益が3000万円以下の場合、税金が免除される可能性があります。
ただし、特定の条件を満たす必要があるので、あらかじめ自分の家が適用されるかどうかを確かめましょう。
2.特定居住用財産の買い換え特例
居住用不動産を売却し、新たに住宅を購入する際に利用できる特例です。
この制度により、譲渡利益への課税が繰り延べできます。
税金がなくなるわけではないことを覚えておきましょう。
3.10年超所有軽減税率
所有期間が10年以上の場合、譲渡所得の一部に対して税率が軽減されます。
この特例は、3,000万円特別控除と併用できますが、特定居住用財産の買い換え特例とは併用できないことに注意してください。
まとめ
家を売る際には、仲介手数料や登記費用、印紙税、譲渡所得税がかかります。
3,000万円特別控除や特定居住用財産の買い換え特例などの特例をうまく利用して節税しましょう。
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