家貴族

不動産の任意売却とは?デメリットと併せて解説!

友だち追加 お問い合わせはこちら

不動産の任意売却とは?デメリットと併せて解説!

不動産の任意売却とは?デメリットと併せて解説!

2024/01/192024/02/01

競売を回避し、金融的な損失を最小限に抑えるための手段である任意売却。
このプロセスやデメリットを十分に理解することは、慎重な判断に不可欠ですよね。
そこで今回は、任意売却の基礎知識とそのデメリットについて解説します。

目次

    不動産の任意売却とは?

    1:任意売却とは

    不動産の任意売却は、住宅ローンの滞納を背景に、金融機関が競売にかける前に自ら住宅を売却する方法です。
    通常、住宅ローンの残債を完済する必要がありますが、任意売却では売却価格で残債に充当し、抵当権を抹消できます。 

    2:金融機関との相談の重要性

    住宅ローンの返済が困難な場合、金融機関は返済期間の延長や条件変更を提案する場合があります。
    したがって、安易に任意売却を決定せず、早期に金融機関と相談することが重要です。

    3:任意売却の条件

    任意売却を行うには、ローン返済の滞納が必須条件です。 滞納期間に厳密な決まりはありませんが、一般的には3~6ヶ月程度です。
    また、不動産の共有者や連帯保証人の同意、税金の滞納がないことも必要条件となります。

    任意売却のデメリット

    1:信用情報への影響

    任意売却は、金融機関の信用情報に傷をつけます。
    任意売却はローンを滞納したということですので、その事実が記載され、今後のローン組成が難しくなる可能性があります。
    この影響は5~7年程度続いてしまいます。

    2:保証人への影響

    保証人には迷惑をかける可能性があります。
    連帯保証人は支払い滞納時の責任を負い、保証人の信用情報にも影響が及ぶため、慎重な検討が必要です。

    3:売却の自由度の制約

    金融機関の同意が必要であり、個人の判断だけで売却の決定はできません。
    また、無謀な計画では売却が断られる可能性もあります。

    4:任意売却にはタイムリミットがある

    任意売却には時間的制限があり、競売のリミットまでに売却しなければなりません。
    この期間は状況によって異なり、急いで売却する必要があります。

    5:残債の継続支払い

    売却後もローン残債の支払いは続きます。
     抵当権は抹消されますが、ローン契約は消滅しないため、引き続き返済義務が残ります。

    まとめ

    任意売却は、住宅ローンの滞納者にとって競売を回避する有効な手段ですが、その選択にはいくつかの重要な検討点があります。
    金融機関との早期相談や信用情報への影響、保証人への責任、売却の自由度、タイムリミット、そして残債の継続支払いなど、これらのデメリットを理解し、包括的な視点で慎重な判断を行うことが重要です。

    任意売却を検討する際は、これらの点を念頭に置き、適切な決断を下すことが求められます。
    奈良市周辺で不動産に関するお悩みのある方は、ぜひ当社にお任せください。

    当店でご利用いただける電子決済のご案内

    下記よりお選びいただけます。