戸建てを売却する際にかかる仲介手数料とは?いつ支払えば良い?
2024/01/312024/02/16
戸建てを売却しようと考えたとき、特に重要なのが仲介手数料の理解です。
この手数料の詳細や支払いタイミングについて疑問を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、戸建て売却時の仲介手数料の計算方法と支払いタイミングについて解説します。
目次
戸建て売却時に支払う仲介手数料とは?
戸建てを売却する際に発生する仲介手数料は、不動産会社に支払う報酬です。
この手数料は、不動産売却に関わるさまざまなサービスの対価として、売買が成立した際にのみ発生します。
内訳としては、広告宣伝費、物件案内、購入希望者との連絡・交渉、書類作成・準備、契約締結などが含まれます。
法律で定められた仲介手数料の上限は「売却価格×3%+6万円」ですが、実際の計算はもっと複雑です。
例えば、売却価格が1,000万円の場合、200万円までは5%、200万1円~400万円までは4%+2万円、400万1円以上では3%+6万円の上限が適用されます。
これにより、売却価格に応じて手数料は変動するのです。
仲介手数料はいつ支払う?
戸建てを売却する際、仲介手数料の支払いタイミングは重要なポイントです。
この手数料は成功報酬であり、その支払いは売買契約が成立したとき、そして引渡し時の2つの段階に分かれます。
売買契約締結時に50%
売買契約が成立した際には、仲介手数料の半分が支払われます。
この時点で、不動産会社はその報酬を請求する権利を得ます。
しかし、実際には全額をこの段階で請求することは一般的ではありません。
なぜなら、不動産会社は引渡しまでに多くの業務を遂行する必要があるからです。
これには、最終的な売買契約の詳細調整や、引渡しに関連する準備作業などが含まれます。
引渡し時に残りの50%
残りの50%は引渡し時に支払われます。
この段階までには、不動産会社が引渡し準備や最終的な取引条件の確定など、引渡しに向けた重要な業務を完了させています。
こうした作業を考慮し、報酬の残り半分は引渡し時まで留保されることが一般的です。
当社は決済時に100%
当社の場合は、契約時には仲介手数料は発生せず、決済時に全額お支払頂けます。契約時に手数料が必要になると、買主はローンがおりていない中お金を工面する必要がありますし、売主側としては手付金の中から工面しきれない場合は持ち出しが必要になる場合があります。そうならない為に最終段階の決済時に全額頂くようにしております。
まとめ
戸建て売却時の仲介手数料は、不動産売却の成功に対する報酬として設定されています。
計算方法は売却価格によって変動し、支払いは売買契約締結時と引渡し時の2回に分けられます。
本記事の情報を踏まえて売却プロセスの財務計画を立てることで、戸建て売却をスムーズに進められますよ。
奈良市周辺で戸建て住宅の売却を検討している方は、ぜひ当社にお任せください。