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私道持分とは?基本知識とメリット・デメリットを徹底解説

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私道持分とは?基本知識とメリット・デメリットを徹底解説

私道持分とは?基本知識とメリット・デメリットを徹底解説

2023/11/262024/01/14

新しい物件の購入は、多くの人にとって一生に一度か二度あるかの大きなイベントです。

その中で、「私道持分」という言葉を耳にすることも少なくありません。

しかし、この私道持分についての知識がないまま物件を購入してしまうと、後で思わぬトラブルに巻き込まれる可能性が。

そこで今回は、私道持分についての基本的な知識と、それを持つことのメリット・デメリットについて解説します。

私道持分の基本知識

1:公道と私道の違い

 

公道は自治体が管理し、誰でも自由に通行できる道路です。

一方で、私道は個人や団体が所有し、通行できるのは所有者や許可を得た者だけです。

私道の設置や維持管理は所有者の責任となり、そのコストも所有者が負担します。

 

2:私道持分とは何か

 

私道持分とは、複数の物件が一つの私道に面している場合、その私道の所有権を物件所有者間で分け持つことを指します。

これにより、各物件の所有者は私道を利用する権利を得られるのです。

私道持分がないと、その私道を利用する権利が得られないため、物件へのアクセスが制限される可能性があります。

 

3:私道持分の必要性

 

私道持分は、物件へのアクセスを保証するものです。

特に、共同住宅やアパート、マンションなど多くの物件が一つの私道に面している場合、私道持分を持つことでスムーズに物件へのアクセスが可能となります。

また、私道の修繕や改善についても、持分に応じて意見を出せます。

私道持分を持つメリットとデメリット

メリット

私道持分を持つ最大のメリットは、私道を自由に利用できる通行権を得られることです。

物件へのアクセスが保証されたり、私道の利用に関するトラブルを防げたりします。

デメリット

私道の修繕やメンテナンスにかかる費用は、私道持分を持つ所有者たちで分担する必要があります。

これは、予期せぬ出費となる可能性があるため、物件購入時にはしっかりと確認し、将来の計画に組み込むことが重要です。

 

また、私道も固定資産として評価されるため、固定資産税が課されます。

私道持分を持つことで、その税金も所有者間で分担する形となり、これも物件購入の際のコストとして考慮する必要があります。

まとめ

私道持分は、物件購入において重要なポイントの一つです。

通行権を得られるメリットがありますが、同時に修繕費用や固定資産税の負担も伴います。

物件購入時には、これらのポイントをしっかりと確認し、長期的な視点で物件選びを行うことが大切です。

本記事を参考に、私道持分についての理解を深め、後悔のない物件選びをしてくださいね。

奈良市周辺で不動産をお探しの方は、ぜひ当社にお任せください。

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