奈良が変わる!奈良新『都』づくり戦略を不動産屋が解説

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奈良が変わる!
奈良新『都』づくり戦略を
不動産屋が解説

奈良が変わる!奈良新『都』づくり戦略を不動産屋が解説

2021/07/09

奈良は今後どう変わるのか!?

奈良新『都』づくり戦略を不動産屋が解説

奈良の問題点

今の日本は二極化の方向に進んでおります。東京や大阪など主要都市に人が集まり、郊外から都市部への流出が止まりません。さらに全体的な人口減少が拍車をかけて地方地域の問題を加速させています。コロナの影響でリモートでも仕事できることがわかり、東京や大阪など大都市で生活する必要がなくなったとはいえ、郊外の人口減少はどこの地域でも問題になっているでしょう。

今後は、各地域でも人を集める場所とそうでない場所をしっかりと分けて、人が住みたくなるような魅力のある街にすることが必要です。

そんな中、奈良県は今まで大阪のベッドタウンとしてのイメージが強かったのですが、大阪に依存しない、奈良県で独立した魅力ある県として自立していけるようない施策をいくつも考えております。

それらの施策を紹介し、今後奈良県がどう変わり、その影響で不動産がどう変わるのかという予想をお伝えしてこうと思います。

 

詳しく見たい方は奈良県HPから
http://www.pref.nara.jp/16382.htm

 

滞在型観光の定着

奈良県は観光地としての認知は抜群ですが、みんな奈良県には泊まらないのです。奈良に来る方が泊まるのは、大阪や京都。あくまで観光の拠点は大阪・京都に構え、そこから奈良へ観光して日帰りで戻る。このパターンが多いようです。数字的にみても、奈良県は観光名所がたくさんあるにもかかわらず、ホテル客室数が全国で最下位クラスです。

その問題を解決しようと、奈良県は有名なホテルやバラエティのある上質なホテル誘致を積極的に行っており、たくさん決まってきます。今後、有名なホテルやリゾートホテルが完成することで奈良県で宿泊してもらい、奈良を拠点に大阪や京都へ観光して帰ってきてもらおうという計画です。そのためには魅力あるホテルや民泊サービスが必要です。その計画を紹介していきます。

 

JWマリオットホテル奈良

奈良市役所の南側(県営プール跡地)にマリオット・インターナショナルの最高級ブランドである「JWマリオットホテル奈良」を2020年にオープンさせました。
スイートルームのある高級ホテルです。結婚式や披露宴会場としても利用できる複合型ホテルです。

隣接するコンベンションセンターにはお洒落なスタバや蔦屋書店もあり、新たな観光名所となっております。

高級ホテルの誘致に成功したというわけです。マリオット側も見込みのないエリアには進出しませんので、それなりに宿泊者数が見込めると決め込んでの開業だと思われます。

JWマリオットホテル奈良公式HP
https://www.marriott.co.jp/hotels/travel/osajw-jw-marriott-hotel-nara/

 

ふふ奈良

奈良公園の一角に開発されたホテル。奈良公園にホテルができるということで地元でも大注目だったホテルが2020年に完成しております。基本デザインは新国立競技場の設計で有名な隈研吾建築都市設計事務所が担当しているということも注目すべきポイントの一つです。建築的な魅力も含めたホテル施設です。

客室数は多くはありませんが、全客室に露天風呂を設け、天然温泉が楽しめます。また飲食棟では、大和野菜や和漢植物を使った懐石料理や鉄板料理を味わうことができます。

ふふ奈良公式HP
https://www.fufunara.jp/

 

変なホテル奈良

HISグループが手掛ける「変なホテル」がついに近鉄奈良駅近くにオープンしました。
「変なホテル」は恐竜ロボットや受付嬢ロボットがフロントで出迎えてくれ、受付までしてくれます。ホテル内のいたるところでロボットたちがお客様を楽しませてくれる今までにない面白い形をとっているホテルです。一味違ったホテルということで興味本位で宿泊される方も増えてくれればと思います。最先端のテクノロジーを取り入れられたホテルで興味を惹くホテルです。

変なホテル奈良公式HP
https://www.hennnahotel.com/nara/

 

ダイワロイヤルホテルD-PREMIUM奈良

ダイワハウス系列の高級ホテルがJR奈良駅前に2020年堂々完成。
全226室を持つホテルのインテリアは平城京を想像させるデザインをいたるところに取り入れており、訪問される方を万葉の世界へとお連れしてくれます。

そして、その北側には2017年に開業したピアッツァホテルもあります。まさにホテルラッシュです。

ダイワロイヤルホテルD-PREMIUM奈良公式HP
https://www.daiwaroyalhotel.jp/nara/

 

旧奈良監獄ホテル

「美しすぎる刑務所」として有名な、明治に建てられ2017年まで少年刑務所として使われていた五大監獄の一つ。赤レンガ造りの近代建築として非常に意匠性の高い建築物としても有名です。

そんな美しく貴重な旧監獄をホテルとして再生させるのが、廃業寸前の旅館の再生に携わり、リゾート型ホテルで有名な「星野リゾート」。奈良市民、奈良県民が今一番注目している計画といっても過言ではありません。奈良公園から北側へ車で10分もかからない立地。オープンすれば、間違いなく、奈良の観光名所の一つとなり、多くの方が宿泊したい施設になることは間違いないです。2021年開業を目指していたそうですが、コロナの影響で2024年開業への延期が決定されております。

旧奈良監獄サイト
http://former-nara-prison.com/

 

フェアフィールド・バイ・マリオット・奈良天理

JWマリオットに引き続き、マリオット・インターナショナルのカジュアルブランドのホテルが天理にオープン予定です。
場所は現在建設中の「道の駅 奈良県国際芸術家村」の横です。
ホテルをハブにして、地域の観光資源をネットワーク化する渡りあるく新しい旅のスタイルを創出する計画となっております。

フェアフィールド・バイ・マリオット奈良天理紹介サイト
http://nara-pla.com/archives/18391511.html

 

他にもホテル開業が目白押し

・ホテル天平ならまち(44室、近鉄奈良駅徒歩5分)
 http://www.hotel-tenpyo-naramachi.jp/
・東横インJR奈良駅西口(386室、JR奈良駅)
 https://urban-notes.net/toyoko_inn_jr_naraeki_west_202104/
・法隆寺パークホテル(66室、JR法隆寺駅徒歩16分)
 https://horyuji-hotel.com/
・アパホテル近鉄奈良駅前(163室、近鉄奈良駅徒歩3分)
 https://www.apahotel.com/hotel/kansai/nara/kintetsunara-ekimae/
 等々

これだけのホテルを誘致して、建設や計画がまだ進んでいるということは、それだけの宿泊者数を見込めるという認識だということです。それだけ奈良市を中心として奈良で宿泊する方を増やしたいという本気度が伝わってきます。

また、魅力的な民泊移設も奈良県全域で広がりつつあります。

 

交通整備

次に奈良の交通網がもっと便利になるような施策がいくつもあり、進行中です。ご紹介していきます。

近鉄奈良線移設・大和西大寺駅高架化

現在の大和西大寺駅~近鉄奈良駅までの線路を移設するという大工事の計画です。大和西大寺周辺の踏切による渋滞と、世界遺産の平城宮跡内を走る線路が景観を損なうという問題点を解消しようという大規模な計画。工事は奈良県・奈良市・近畿日本鉄道の3者で行い、総事業費およそ2000億円の費用を想定し、2041年度の着工、2060年度の完成を予定しております。

計画によると大和西大寺駅を立体交差化して、今の近鉄奈良駅までの線路を南側のお宮通りに振る想定です。大宮通りの地下を通す計画となっております。

この工事が完成すると大和西大寺~新大宮間で問題となっている4か所の開かずの踏切が解消され、交通網が新たに発展する見込み。また、平城宮跡南側に「朱雀大路駅(仮称)」と新大宮駅と近鉄奈良駅の間に「油坂駅(仮称)」の2駅が新たに親切される見込み。新たな駅前開発がすすむと、さらに近鉄奈良沿線が盛り上がりをみせると予想。また渋滞が解消され外出のストレスが軽減されると、さらに経済が回っていくことでしょう。

 

奈良県発表ページ
http://www.pref.nara.jp/57888.htm

 

リニア誘致

先に開業する高速鉄道のリニア新幹線が2027年に東京-名古屋間。その後、早ければ2037年に名古屋-大阪間が開通する見込み。リニア新幹線は時速500kmで東京-大阪間を67分で結べるとのこと。現在の新幹線が通っているルートは今後予測される災害を考えると、弱いところに設置されており、いざ災害が起こると交通マヒが起こると言われております。なので今の新幹線とは違う、より安全なルートを通す必要があるのです。

そのリニア新幹線の沿線になる(東京・神奈川・山梨・長野・岐阜・愛知・三重・奈良・大阪)にそれぞれ1駅ずつ設置されるようです。そう、奈良にもリニア新駅ができるのです。そのリニア新駅を奈良のどこに設置するかで、奈良市・生駒市・大和郡山市で誘致合戦が行われています。

まだリニアがどこに通って、新駅がどこになるのかはわかりません。JR東海の判断になるのでしょうが、用地買収や建設費用、アクセスのしやすさなどを総合的に判断するとなるとかなり難しい選択になりそうです。

どちらにせよ、リニア新駅が奈良に設置されると、今まで新幹線を利用する際は、新大阪駅や京都駅まで行く必要があったが、直接乗ることができます。

また、県外からの観光客を誘致するのにも非常に有利です。奈良での宿泊者数が少ないというのは、新幹線の駅がないという理由も少なからずあると思うので、改善されると期待しております。

 

奈良県公式HP
http://www.pref.nara.jp/25724.htm

 

京奈和自動車道の整備

京都と和歌山を結ぶ奈良を縦断する高規格幹線道路で、京都・奈良・和歌山の拠点都市の連携強化を図るための道路計画でどんどん事業は進行中です。奈良市にも今度出来るJR新駅の「八条駅(仮称)」付近に「奈良IC(仮称)」を作る計画がされております。現在、橿原北~橿原高田の間を急ピッチで工事中です。おおかた完成形も見えてきている状態です。残るは、奈良市~大和郡山までの区間の整備ですが、2027年度開通予定とのことです。そんな風には見えませんが、今後工事が進んでいくのでしょう。その後、奈良北IC~木津ICが2032年度に開通するようです。

これが開通すると24号線の渋滞が緩和し、京都へも和歌山へも出やすくなります。逆に奈良への流入も期待できます。

 

奈良国道事務所HP
https://www.kkr.mlit.go.jp/nara/2006jigyou/keinawa.html

 

JR「八条」新駅設置

JR大和路線の奈良駅と郡山駅の間のややJR奈良駅側である、八条地区の済生会病院の近くに設置される予定。JR奈良駅〜JR郡山駅が高架化されるのに伴って作られる新駅。駅の近くは京奈和自動車の整備によりできる奈良ICを設置予定。更に今事業を進めている都市計画道路である、西九条佐保線へのアクセスも良好です。今後新たな交通拠点となることは間違いなさそうです。

 

奈良県発表資料
http://www.pref.nara.jp/secure/135609/hachijodaianjikihonkousou.pdf

 

施設の整備

なら歴史芸術文化村

奈良県の文化財の継承、活用の拠点として天理市に2022年オープン。観光で歴史的文化を見るだけでなく、文化財の修復を体験することがで、その文化を残していく側の苦労に触れることができる施設。施設内には「道の駅」やマリオット・インターナショナルが手掛ける「フェアフィールド・バイ・マリオット」も建設。新たな観光スポットとして売り出していきます。
http://www3.pref.nara.jp/bunkamura/

 

中町の道の駅

第二阪奈道の中町IC近くに駐車場として長らく放置されていた跡地に道の駅ができます。県北部地域の拠点となることを目指し、交通拠点・地域観光の窓口・地元農産物の直売所など、地域の振興を促しつつ、防災の拠点としても利用される予定。
https://www.michi-no-eki.jp/

 

平城宮跡南側の有効活用

奈良市民がずっと疑問に思っていたであろう、平城宮跡南側の広大な敷地。これは積水化学工業㈱の奈良事業所として工場敷地でした。しかし移転により奈良市と積水化学工業㈱により有効に活用できるよう協議が進められております。市街地で歴史的な関連が深い場所ということもあり、非常に観光施設としてのポテンシャルの高い位置です。人を集められるような活用方法を期待しております。
http://www.pref.nara.jp/item/245277.htm

 

県立文化会館・美術館の整備

奈良市登大路町にある文化会館・美術館の老朽化に伴い、リニューアルを計画しております。事業は耐震改修の他、音楽ホールを作るなど検討されているようです。

http://www.pref.nara.jp/item/131778.htm

 

中央卸売市場の再生

大和郡山市筒井にある中央卸売市場ですが、昨今の人口減少、世帯減少、地元農産物の食料消費の減少、食品流通形態の変容など、旧態依然とした市場として生き残るのは難しいです。そんな中、BtoBだけでなく、BtoCで一般のお客様にも楽しんでもらえるような施設を併設した新しいシステムへと大幅に整備する計画です。

http://www.pref.nara.jp/52500.htm

 

NAFIC

NAFICとは奈良県桜井市に立地する奈良県農業大学校を前身とする「なら食と農の魅力創造国際大学校」のこと。高度な農業技術と農業経営を主軸とした未来の農業の担い手を育成する機関。また農業や農産物の知識を豊富に持った料理人の育成にも力を入れております。オーベルジュでの実践実習など、全国初の試みに注目が集まっております。

http://www3.pref.nara.jp/nafic/

 

飛鳥を世界遺産へ
http://asuka-fujiwara.jp/

近鉄奈良駅周辺の整備
 

近鉄郡山駅移転
http://www.pref.nara.jp/secure/135609/0704kihonkeikaku.pdf

郡山城の整備
https://www.city.yamatokoriyama.lg.jp/material/files/group/27/3josekikoen_kihon_honpen_190416.pdf

国体の誘致による体育館の整備
http://www.pref.nara.jp/item/241597.htm

 

等々、他にも奈良県の今後の整備事業は目白押しです。

それだけ、奈良を魅力ある街へ変えて人を集めようと真剣なのです。その動きに賛同していろんな企業が動いているというわけです。

 

奈良の不動産の今後

これまで奈良新『都』づくり戦略を通じて、奈良が今後どう変わるのか書いてきました。お分かりのように、今後奈良は大きく変わろうとしています。人口減少・世帯減少・超高齢化社会・空き家問題など、問題は山積みですが、決して暗い未来が待っているわけではありません。

冒頭に二極化が進むと申し上げました。今までは、東京・大阪などの都心部と地域の二極化という問題がありました。それがコロナの影響で都心部から地方へ人が流れだしております。しかし、全体的な人口や世帯数は今後減少の一途を辿っています。なので、各地域の中で人を増やす地域と、そうでない地域の二極化が始まるのです。そして人が集まる地域はコンパクトシティを目指すことになります。

上記の整備事業を見ていてもわかる通り、明らかに力を入れて人を集めようとしている地域がわかります。逆にそうでない地域はどんどん人口が減り、生活サービスも減り、税収も減り、結果福祉が充実せず出ていかざるを得ない状況になっていくのではと懸念しております。

こうならない為にも、各地方地域でも地域をコンパクト化し機能を集中させることで人口減少しても耐えられるように備えておく必要があると思います。

交通網が整備されるので、コンパクトシティを目指して、なおかつ魅力を発信することができれば、人は減りません。

各地域の人が集まるところでは不動産の値段は落ちにくいと考えられますが、そうでないところはどんどん不動産価格の下落が考えられます。

ですが、今後奈良の魅力がもっと多くの人に伝わり、奈良で住みたいと思ってもらえるようになれば、今よりも良い未来が待っているかもしれません。

今後の奈良の動きに注目し、それを広めていきましょう。

これまで長々と書いてきましたが、あくまでいち不動産屋の意見ですので、参考程度に考えてください。

家貴族|ハウスドゥ新大宮店

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